交流戦に向けての大事な一戦。鷹と鷲が誇る左の主砲に注目

パ・リーグ インサイト

2018.5.27(日) 09:30

福岡ソフトバンクホークス・柳田悠岐選手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・柳田悠岐選手(C)PLM

5月27日、ヤフオクドームで行われる福岡ソフトバンクと楽天のカード最終戦。26日の試合では主砲・柳田選手の活躍が光り、4対3で福岡ソフトバンクが勝利。故障者が続出している中で、連敗を3で止めた。27日の試合を制し、交流戦へいい流れを作るのはどちらのチームになるか。見どころを挙げていきたい。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→7勝4敗、楽天→4勝7敗

【福岡ソフトバンク】武田投手 7試合、2勝3敗 46.2回、28奪三振、20失点 防御率3.66
【楽天】塩見投手 2試合、0勝1敗 9回、9奪三振、8失点 防御率8.00

27日、福岡ソフトバンクは武田投手の先発が予定されている。5月5日のオリックス戦、13日の北海道日本ハム戦で2試合連続完封勝利を飾ったものの、前回登板20日の千葉ロッテ戦では5回7失点と大崩れした。気持ちを切り替えて、5月序盤の好調ぶりを取り戻せるか。

鷹打線では柳田選手に注目だ。現在、リーグトップとなる打率.383に加え、リーグ2位タイの12本塁打、リーグ2位の39打点と圧巻の成績を残している。26日の試合でも、初回に先制打を放つと、8回裏には決勝点となる12号ソロをバックスクリーンまで運び、さすがの存在感を見せ付けた。27日もその打棒でチームの勝利に貢献したいところ。

対する楽天の先発マウンドには塩見投手が上がる予定だ。前回登板20日の北海道日本ハム戦では4回5失点と試合を作ることができなかった。しかし、福岡ソフトバンクを相手に投げた昨季のクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第1戦では、6回1失点の好投を披露。同じ左腕で結果を残している辛島投手に続き、その覚醒にも期待がかかる。

打撃陣では主砲・ペゲーロ選手の豪快なアーチに期待したい。現在、リーグ2位タイとなる12本塁打をかっ飛ばしており、26日の試合でも8回表に同点に追い付く12号ソロを逆方向に叩き込んだ。27日もその打棒から目が離せない。

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