9安打9得点の猛攻で福岡ソフトバンクが勝利。来日初中継ぎ登板のレイが今季2勝目

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2022.5.5(木) 16:19

福岡ソフトバンクホークス・レイ投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・レイ投手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月5日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクとオリックスの第9回戦は、9対3で福岡ソフトバンクが勝利した。

 福岡ソフトバンクの先発は、和田毅投手。4月20日以来、中15日となる先発マウンドに臨み、初回を3者連続三振と圧巻の立ち上がりを見せる。

 打線は3回裏、先頭の甲斐拓也選手が安打で出塁すると、相手失策などもあって無死満塁の先制機を演出する。しかし、柳田悠岐選手の二ゴロによる1点にとどまり、チャンスを生かしきれなかった。

 すると4回表、和田投手が1死3塁のピンチを背負う。ここで吉田正尚選手が放ったライナー性の打球を上林誠知選手がジャンピングキャッチ。フェンスに激突しながらの好捕を見せたが、これが犠飛となって同点に追い付かれた。

 1対1で迎えた6回裏、柳町達選手の適時打で2点を勝ち越した福岡ソフトバンクは、7回裏に猛攻を見せる。1死2塁から今宮健太選手がライトへはじき返して追加点を挙げると、1死満塁の場面では中村晃選手、上林選手にも適時打が生まれる。川瀬晃選手も犠飛で続き、この回一挙6得点とした。

 8点リードで迎えた9回表に登板した田浦文丸投手だったが、オリックス打線につかまり2失点を喫する。田浦投手は2死1、2塁からこの回2つ目の死球を与えたところで降板。代わってマウンドに上がった板東湧梧投手が最後のアウトを取り、9対3で試合終了。

 勝利した福岡ソフトバンクは、先発の和田毅投手が5回1失点。来日初の中継ぎ登板に挑んだレイ投手も3イニングを無安打に抑える好救援で、大量援護を呼び込んだ。敗れたオリックスは2失策に加えて2つの野選と守備が乱れ、相手打線の勢いを止められず。先発・ワゲスパック投手が5.2回3失点と試合をつくったが、来日初黒星を喫した。

  123456789 計
オ 000100002 3
ソ 00100260X 9

オ ●ワゲスパック-比嘉幹貴-齋藤綱記
ソ 和田毅-○レイ-田浦文丸-板東湧梧

文・吉村穂乃香

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