【ファーム】高木渉、川越誠司のタイムリーも、投手陣が試合をつくれず埼玉西武が敗戦

パ・リーグ インサイト

2022.4.23(土) 16:25

埼玉西武ライオンズ・川越誠司選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・川越誠司選手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月23日、CAR3219フィールドで行われた埼玉西武と巨人のイースタン・リーグ公式戦第5回戦は、4対11で埼玉西武が敗れた。

 埼玉西武の先発は豆田泰志投手。初回、先頭バッターに四球を与えると、味方の失策も絡み1死1、3塁に。なんとか抑えたいところだったが、ウィーラー選手の犠飛で先制されてしまう。なおも2死1、3塁のピンチで、暴投の間に3塁ランナーが生還。この回計2点を献上した。

 さらに2回表、またも味方の失策で出塁を許すと、岡田悠希選手に2ランを浴び、点差は4点に。直後の2回裏には、四球や安打で1死満塁と好機を得るも、押し出し死球で得た1得点にとどまった。

 豆田投手は3回表こそ3者凡退に切るも、4回表には2死1塁の場面で廣岡大志選手の2ランを被弾。味方もなかなか援護できず、苦しい展開が続いた。

 打線は5点を追う7回裏、滝澤夏央選手が内野安打で出塁すると、相手の野選や四球などで2死満塁のチャンスをつくる。すると高木渉選手と川越誠司選手に適時打が生まれ、点差を2点に縮めた。

 ところが8回表、この回からマウンドに上がった松岡洸希投手が巨人打線につかまり、岡田選手には適時三塁打、廣岡選手には本日2本目となる2ランを浴び、再び点差が広がってしまう。9回表にマウンドに上がった大曲錬投手も制球を乱し、押し出し四球で1失点。9回裏も反撃できず試合終了。

 埼玉西武は、先発の豆田投手が7回5安打2本塁打4奪三振3四球6失点(自責点3)と踏ん張り切れなかった。2番手の松岡投手は1回4失点、3番手の大曲投手も1回1失点とリリーフ陣も課題が残る登板となった。

  123456789 計
巨 220200041 11
西 010000300 4

巨 ○戸田懐生-大江竜聖-谷岡竜平
西 ●豆田泰志-松岡洸希-大曲錬

文・北村彩実

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