4月19日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と北海道日本ハムの第4回戦は、2対0で北海道日本ハムが勝利。チームは今季初の3連勝をマークした。

　北海道日本ハム打線は2回表、先頭の石井一成選手が四球で出塁すると、2死から8番・宇佐見真吾選手が甘く入った2球目を見逃さずにフルスイング。「打った瞬間、いい感触だったので、なんとかスタンドまで行ってくれという気持ちでした」と語る1号2ランが生まれ、先制に成功した。

　北海道日本ハム先発の加藤貴之投手は、テンポのいい投球で相手打線に的を絞らせずに、内野ゴロの山を築く。7回56球の省エネ投球で無失点に抑えると、以降もそのままマウンドへ上がり、9回表を3者凡退に抑えて2対0で試合終了。

　勝利した北海道日本ハムは、加藤投手が9回90球3安打1四球6奪三振無失点で完封勝利。女房役の宇佐見選手に一発が飛び出すなど、バッテリーが存在感を示した。一方敗れた東北楽天は、先発の田中将大投手が8回120球6安打2四死球7奪三振2失点の力投を見せるも、打線が援護できなかった。

　 １２３４５６７８９ 計
日 ０２０００００００ ２
楽 ０００００００００ ０

日 ○加藤貴之
楽 ●田中将大-宋家豪

文・鈴木海斗

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