開幕戦、ベルーナドームでは初の始球式という大役に
3月25日、埼玉西武とオリックスの開幕戦の始球式に、ジャニーズ事務所の人気アイドルグループ「A.B.C-Z」の河合郁人さんが登板した。
河合さんはベルーナドームのある所沢市に隣接する東京都武蔵村山市出身で、幼少期から大のライオンズファン。小学生の頃は地元の少年野球チームにも所属しており、キャプテンを務めてファーストを守っていたという。試合前のトークイベントでは開口一番「実家に帰ってきた」と口にするほど、“西武ドーム”は思い出がつまった球場だ。
ユニフォームの背ネームには「A.B.C-Z」と「2310(ふみと)」の文字、さらにかつてプレーした少年野球チーム「武蔵ライオンズ」の帽子を被った河合さん。得意の“ジャニーズものまね”を交えながら、見事な投球で大役を終えた。
人生初の始球式は「コンサートよりも全然緊張」
始球式を終えた河合さんは、「コンサートよりも全然緊張しました。初めての緊張感でした。ちょっと記憶がないな……(笑)森選手の顔を見てしっかり投げようと思ったんですけど、全部真っ白になりながら投げました。終わったあとはやはり、きれいとは言いませんけどストライクには入ったなと。安心しましたね」と安堵の表情を浮かべた。
始球式が決まってからは、少年野球でキャッチャーを務めていたという兄と共に練習に励んだ。「コントロールとかを見てもらって、週1くらいで練習していました。練習のかいがあったと思います」。練習の成果を家族も見守った。
「父、母、兄、妹……全員来てますね。みんなライオンズのユニフォームを着て観てますよ。感動していると思います。今日まで僕よりも興奮していてて、すごいワクワクしていたので……母に至っては泣いている可能性もありますね(笑)。親孝行になったと思います!」
次はA.B.C-Zのメンバー全員でパフォーマンス?
A.B.C-Zはアクロバットを中心としたパフォーマンスが魅力のグループ。オープニングセレモニーも観たという河合さんは、「始球式もまたやりたいですけど、レオとライナと、bluelegendsのみなさんと踊ってみたいなと思います。そのときはメンバー全員連れてきますね」と意気込み。「塚ちゃん(塚田僚一さん)とレオのバク転対決が見たい」と期待を寄せた。
山川選手のものまねを振られると「悔しいからできないって言いたくないんだけど……できないですね(笑)。練習しておきます!」と苦笑いした河合さん。最後はライオンズにエールを送った。
「僕も子どもの頃から応援していて、今年もしっかり応援したいと思います。ライオンズのみなさん頑張ってください!踏ん張ってください!応援しています!」
文・丹羽海凪
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