【ファーム】バルガスが6回途中3失点の粘投も、打線が封じ込められオリックスが4連敗

パ・リーグ インサイト

2022.3.23(水) 16:07

オリックス・バファローズ・バルガス投手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ・バルガス投手(C)パーソル パ・リーグTV

 3月23日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲で行われた、オリックスと阪神のウエスタン・リーグ公式戦第1回戦は、0対3でオリックスが敗戦。連敗が「4」に伸び、初勝利はお預けとなった。

 オリックスの先発・バルガス投手は2回表、味方の失策もあって1死満塁のピンチを背負うと、高山俊選手の犠飛で先取点を奪われる。さらに2死1、3塁の場面では、ワンバウンドした投球が捕手の防具に挟まり、走者に安全進塁権が与えられるという珍しいプレー(記録は暴投)で1点を失い、0対2とされた。

 5回表にも連打で失点を喫したバルガス投手は、6回途中で降板。2番手で登板した新外国人・ビドル投手はやや制球に苦しむ面を見せながらも3つのアウトを取ると、以降は中川颯投手、富山凌雅投手、横山楓投手が無安打投球でつなぐ。

 6回までに6安打を放っていた打線は、再三得点圏に走者を置くも、あと一本が出ずに無得点が続く。7回裏には先頭の大下誠一郎選手が二塁打を放って好機をつくったが、後続が倒れここも得点にはつながらなかった。9回裏も2死から福永奨選手が出塁したが、元謙太選手が見逃し三振に倒れ、0対3で試合終了。

 オリックスは、先発のバルガス投手が5.2回90球5安打1四球6奪三振3失点。珍しい失点シーンにも動じず、粘り強く投球を続けた。ビドル投手以降の救援陣は無失点投球を見せて援護を待ったが、打線がその奮闘に応えられなかった。

  123456789 計
神 020010000 3
オ 000000000 0

神 ○伊藤将司-ケラー-馬場皐輔-アルカンタラ-岩貞祐太-S小林慶祐
オ ●バルガス-ビドル-中川颯-富山凌雅-横山楓

文・吉村穂乃香

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