【ファーム】笹川吉康が公式戦初アーチとなる勝ち越し弾! 鷹がオリックスに3連勝

パ・リーグ インサイト

2022.3.20(日) 13:16

福岡ソフトバンクホークス・笹川吉康選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・笹川吉康選手(C)パーソル パ・リーグTV

 3月20日、タマホームスタジアム筑後で行われた福岡ソフトバンクとオリックスのウエスタン・リーグ公式戦第3回戦は、6対2で福岡ソフトバンクが勝利した。

 福岡ソフトバンクは初回、2番・明石健志選手が右中間を破る三塁打で好機を演出すると、4番・井上朋也選手がライトへの適時打を放ち、先制に成功。続く2回裏にも、緒方理貢選手の四球と2盗でつくった2死2塁の場面から敵失が生まれ、追加点を奪った。

 福岡ソフトバンクの先発は新外国人のチャトウッド投手。初回を無失点で立ち上がると、以降も手元で動く変化球を武器に、安定した投球を披露する。味方の好守備にも助けられながら3イニングを抑え、50球を投げ抜いたところでマウンドを降りた。

 継投に入った福岡ソフトバンクは、4回表からは笠谷俊介投手が2イニングを無失点に抑え、6回表は板東湧梧がマウンドへ。しかし2死2塁から頓宮裕真選手に適時打を浴び、1点差に詰め寄られると、回をまたいだ7回表には来田涼斗選手の適時二塁打で同点とされてしまう。

 追い付かれた福岡ソフトバンクだったが、直後の7回裏、笹川吉康選手に公式戦初アーチとなるライトスタンドへの一発が飛び出し、勝ち越しに成功。さらに2死2塁から柳町達選手に左中間を破る適時三塁打も生まれると、続く明石選手も適時打でつなぎ、この回3得点を挙げる。

 再びリードを奪った8回表からは重田倫明投手が3者凡退の好リリーフを見せると、8回裏には2死満塁の絶好機で川瀬晃選手が適時打を放ち、ダメ押し点を追加。4点リードで迎えた9回表は尾形崇斗投手が締めて、6対2で試合終了。

 勝利した福岡ソフトバンクはチャトウッド投手が3回50球2安打2四球3奪三振無失点と上々の内容。打線では先制打の井上選手が3試合連続となる適時打をマーク。明石選手はマルチ安打の活躍を見せた。また、「8番・二塁」で先発出場した緒方選手は第3打席に公式戦初安打を放った。

 一方敗れたオリックスは先発の山下舜平大投手が5回2安打3四球5奪三振2失点。打線は中盤に追い付いたが、同点のマウンドを託された3番手のルーキー・小木田敦也投手が点差を保てなかった。

  123456789 計
オ 000001100 2
ソ 11000031X 6

オ 山下舜平大-●小木田敦也-中田惟斗-吉田凌
ソ チャトウッド-笠谷俊介-○板東湧梧-重田倫明-尾形崇斗

文・和田信

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