3月9日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われた北海道日本ハムと千葉ロッテのオープン戦は、6対1で北海道日本ハムが勝利した。
北海道日本ハムは先発の加藤貴之投手が立ち上がりに2者連続三振を奪うなど、初回から安定した投球を披露する。しかし3回表に2死から二塁打を浴びてピンチを招くと、続く高部瑛斗選手の安打に味方の失策が絡み、先制点を奪われてしまう。
先制点を奪われた北海道日本ハムは4回裏、振り逃げで1死1塁としたところから、3番・近藤健介選手がライトスタンドへの2ランを放ち、千葉ロッテ先発・美馬学投手から逆転に成功する。
続く5回裏には無死1、3塁から9番・宮田輝星選手のスクイズで追加点を挙げると、なおも1死2、3塁としたところから2番・万波中正選手にレフトスタンドへの3ランが飛び出し、この回4得点を奪った。
リードを広げた北海道日本ハムは、6回表からドラフト8位ルーキー・北山亘基投手が登板。最速151km/hの直球を武器に、2イニングを投げて5奪三振無失点の好リリーフを見せる。8回表は上原健太投手がわずか8球で3者凡退に抑え込む。9回表は長谷川威展投手が3人で締めて、6対1で試合終了。
勝利した北海道日本ハムは、先発の加藤投手が5回61球3安打5奪三振1失点(自責点0)の好投で、開幕に向けて順調な仕上がりを見せた。また、打線では、近藤選手が逆転弾を含む3安打2打点の大活躍。万波選手も3試合連続となる一発を放ち、好調な打撃をアピールした。
一方敗れた千葉ロッテは、先発の美馬投手が5回6失点(自責点5)と課題を残す内容に。打線では、1番に起用された高部選手が3安打と気を吐いたが、相手投手陣の前に全体で5安打にとどまった。
123456789 計
ロ 001000000 1
日 00024000X 6
ロ ●美馬学-横山陸人-鈴木昭汰
日 ○加藤貴之-北山亘基-上原健太-長谷川威展
文・和田信
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