今川優馬(いまがわ・ゆうま)/外野手
#61/1997年1月25日生まれ
177cm・86kg/右投右打
東海大学第四高校、東海大学北海道キャンパス、JFE東日本を経て、2020年ドラフト6位で入団。北海道出身で、少年時代からファイターズのファンクラブ会員であることも有名だ。大学時代には指名漏れを経験したが、2019年の都市対抗野球大会では新人賞にあたる若獅子賞を獲得するなど社会人でさらにレベルアップ。翌年、悲願のプロ入りを憧れの地元球団で叶えた。
即戦力として入団した今川選手は、2021年の春季キャンプを一軍でスタートする。しかし、オープン戦は2試合の出場にとどまり、開幕はファームで迎えることに。それでも打撃でアピールを続け、4月16日に昇格。同日の楽天戦、「6番・ライト」でスタメンに名を連ね、プロ初出場を果たした。
新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受け、5月1日に登録抹消される。復帰後はファームで過ごし、9月7日には2打席連続弾を放つなど調子を上げ、9月12日の福岡ソフトバンク戦で一軍復帰。第1打席で和田毅投手から2ランを放ち、記念すべきプロ初安打・初本塁打を地元北海道で記録した。
一軍では13試合で打率.071と結果は残せなかったが、ファームでは61試合に出場して打率.310、14本塁打と確かな手応えがあったルーキーイヤーとなった。そして2022年シーズン、北海道日本ハムは新庄剛志新監督を迎えて変革の時を迎えている。2年目とはいえ、今川選手は25歳で迎えるシーズン。持ち前のフルスイングで、BIGBOSSの目に止まるような活躍ができるか。
【2021年一軍成績】
13試合 30打席2安打1本塁打2打点1四球 打率.071 出塁率.133 OPS.312
文・木村圭
今川選手をもっとよく知るために。パ・リーグ インサイトの過去の記事
・昨季の本塁打王と二人の若武者。印象に残る「快音」を響かせた、3本塁打をピックアップ
約4カ月半ぶりに一軍での出場となった2021年9月12日、見事その起用に応え、プロ初安打・初アーチとなる左翼席への2ランを放った今川選手。この記事では、その際に生まれた「快音」がピックアップされている。
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