池田は3回に代打で登場すると千葉ロッテ石川の初球を捉え右前打
■オリックス 2ー0 千葉ロッテ(オープン戦・1日・京セラドーム)
オリックスのドラフト5位ルーキー・池田陵真外野手(大阪桐蔭)が猛アピールだ。1日、千葉ロッテとのオープン戦(京セラドーム)に代打で出場し2打数1安打。実戦で結果を出し続ける高卒新人に、中嶋監督も「よくできている」と評価していた。
怖いもの知らずの高卒ルーキーがいきなり見せた。2点リードとなった3回。2死二塁から代打で登場すると、千葉ロッテ・石川が投じた初球の真っすぐを弾き返し右前打。6回の第2打席は右飛に倒れたが、カウント2-0からファーストストライクをしっかりと捉える対応力を見せた。
キャンプはB班スタートながら紅白戦、練習試合で結果を残し、京セラドームに戻ってきても1軍に帯同。この日もOP戦初安打を放った池田に中嶋監督も「(初球から)いいと思う。初めての対戦で見にいくことが多いが、タイミング合わせて打つ。よくできている」と目を細める。
実績のある石川から放った安打に池田も「控えから出る立場だったので、いつ出てもいいように準備していた。初球、甘い球だったので思い切って振っていこうと思っていた」と胸を張った。2011年の駿太(現・後藤)以来となる高卒新人野手の開幕スタメンに向け、恐れを知らないルーキーがアピールしていく。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)
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