同点7回に平野ではなくデラロサ投入、継投が裏目に
ダイヤモンドバックスは20日(日本時間21日)、敵地でのメッツ戦に1-4で競り負け、4連敗を喫した。先発バックホルツが6回途中まで1失点と好投したが、2試合続けてブルペン陣が終盤に踏ん張れず。最近11試合で1勝10敗と大失速している。
3連敗中のチームにとって負けられない試合だっただけに、終盤の継投失敗が悔やまれる。1-1で迎えた7回表の攻撃でチャンスをつくると、ブルペンで右の平野と左のデラロサが準備。勝ち越せば平野投入という場面だったが、同点にとどまったためデラロサを7回から投入。2死から代打カブレラに勝ち越し2ラン、ロザリオにソロ弾を浴び、点差を広げられた。
結果的に、7試合連続無失点と好投している平野を温存した策が裏目に出てしまった。平野、ブラッドリー、ボックスバーガーという勝利の方程式を投入することなく競り負け、後味の悪さを残した。
今季開幕からの快進撃を支えたブルペンが崩壊し、メッツに同一カード3連敗。尾を引きそうな敗戦に、ロブロ監督も試合後、「とてもタフな週末になった。チームは今、厳しい状況にあるが、次のミルウォーキーで出直したい」と険しい表情だった。
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