柳田、松田、グラシアルの3人がキャンプのA組に合流
福岡ソフトバンクの柳田悠岐外野手が10日、宮崎市内で行われている春季キャンプのA組に合流した。早速、フリー打撃では16本の柵越えを放つなど、さすがのパワーを披露。松田宣浩内野手、ジュリスベル・グラシアル内野手も加わり、チームの活気もより一層高まり、藤本博史監督も「偉大ですね、柳田さんは」とキャプテンの存在感を絶賛した。
ホークスにとって柳田は“太陽”のような存在なのだろう。この日から宮崎キャンプA組に合流すると、チームの雰囲気はこれまで以上に明るくなった。ムードメーカーの松田も加わり、さらに活気が。第2クールまで寒かった気温もこの日は12度と暖かく、キャプテン合流の“効果”に指揮官も「3人が来たことで活気付いたよね。3人来て変わったね。偉大やね、柳田さんは。キャプテンマーク格好いいね」と目を細めていた。
フリー打撃ではいきなり快音を響かせた。58スイングで16本の柵越え。バックスクリーン直撃の当たりが2本、場外に消える特大弾も2本放った。柳田自身は「いいスイングもあれば、良くないスイングもあった。初日なんで、これから色々試しながら、いいものを作り上げていけたら」と淡々としたものだったが、驚愕の当たりで周囲の度肝を抜いた。
新型コロナウイルスの陽性判定を受け、キャンプインを筑後のC組で迎えた柳田。ようやく、キャプテンとして宮崎キャンプを迎え「責任はすごく感じていますけど、考えすぎてもダメなのでやれることをしっかり、一生懸命やろうと思っています」と表情を引き締めていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)
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