選手を2班に分け、体の使い方や走り方を伝えるレッスン
タレントで陸上十種競技の元日本王者でもある“百獣の王”武井壮さんが2日、北海道日本ハムの臨時コーチを務めた沖縄県名護市で取材に応じた。新庄剛志監督の依頼でキャンプ地を訪れ、選手たちに走り方や体の使い方を講義、実演を交えて伝えた。
武井さんが伝えたのは「重いものをいかにしてより遠くに動かすか」というメソッド。これを走り方に当てはめることができれば「アウトになっていたのがギリギリ内野安打になったりする」と少しずつ、チームの向上につながるという。その上で今季の北海道日本ハム躍進の可能性を問われると「あとはビッグボスの采配次第」と笑った。
2班に分けてのレッスン後は、新庄監督が快足に期待する五十幡と屋内練習場での個人レッスンも展開。新庄監督のたっての願いだったと言い「五十幡選手が走っている動画、怪我をした時の姿も全てチェックしてから来ました。本当に小さなことで怪我のリスクは減らせる」と、2年目の今季はシーズン通して活躍できるよう力を貸した格好だ。
(羽鳥慶太 / Keita Hatori)
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