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企業の“課題”を見せ、参加者と“解決”。新たな「はたらく」を体現する“ISSUE COMMITTER企画”第1弾体験レポート

2022.1.13(木) 11:00 パ・リーグ インサイト
パシフィックリーグマーケティング×TECH PLAY「ISSUE COMMITTER企画」
パシフィックリーグマーケティング×TECH PLAY「ISSUE COMMITTER企画」

 ジョブ型雇用、転職、課題解決型......。ここ数年で「はたらく」ことに関する世の中の価値観が大きく変わりつつある。そんな社会の「新しい働き方」を先駆的に体現している、というのがイベントを取材して浮かんだ率直な感想だ。

 12月22日、パシフィックリーグマーケティング株式会社(以下、PLM)は「ISSUE COMMITTER企画」第1弾をオンライン上で開催した。このイベントは、2021年度パシフィック・リーグオフィシャルスポンサーである総合人材サービスのパーソルグループの「パーソルイノベーション株式会社」が運営するTECH PLAYとの共同企画だ。

「スポーツマーケティング × 人材サービス」という異業種の両社がお互いの強みを生かして企画した「ISSUE COMMITTER企画」は、企業側も参加者もともにプラスになる“Win-Win”な企画。というのも、企業側は参加者の多様な知見から出たアイデアや視点を吸収でき、参加者もイベントをきっかけに、企業から採用されることもあるからだ。

 PLMと参加者が本気で議論した今回のイベントに潜入取材した筆者が、その魅力をまとめていく。

採用につながる可能性も。TECH PLAYが運営する“ISSUE COMMITER”とは?

 まず“ISSUE COMMITER”についてもう少し詳しく見ていこう。“ISSUE”とは、企業が抱える現場の具体的なプロジェクト課題のことを指す。PLMでは今回、ISSUEを「デジタルネイティブ世代(10代〜20代)の新規ファン層開拓」として提示し、ディスカッションを重ねる。

 そしてISSUE COMMITTERは、TECH PLAYが運営する、クローズドのオンラインイベント。企業と参加者(COMMITTER)が双方向にコミュニケーションをとりながら、企業が抱えるISSUE について議論を深める。イベント自体は2時間弱だが、企業の方針や求めている人材とマッチした場合は、ISSUE解決に向けたディスカッションを1on1(企業と参加者)にて実施する可能性もある。詳細はこちらから。

 今回進行役を務めたTECH PLAYの武藤竜耶さんは、「学ぶ」姿勢を重視していると話す。「働き方として、企業に属するより自分の関心のある問題を自分の力で解決したいという視点に変わってきている」近年、企業は「自分たちの“できていないこと”を社会に共有していく機会が必要」と武藤さん。今回のイベントには「企業でさまざまな経験を持つ参加者がPLMのISSUEに触れ、両者のマッチ度が高まれば」という願いが込められている。

・TECH PLAYについて詳細はこちら

企業秘密も公開。参加者と現場の「リアル」を共有する

 第1弾の今回は、PLMから佐々木将之 執行役員 メディア事業本部本部長と、平山太朗 CTOが登壇。彼らはスポーツマーケティングの現場で活躍する、いわば「プロ」だ。

 メインで扱うコンテンツは「野球」だが、今回議論するテーマは「デジタルマーケティング」。参加者の中にはパ・リーグのファンも、そこまで野球には興味がない方もおり、彼らのバックグラウンドや知見はさまざまだ。その一方でPLMもいわゆる“企業秘密”と呼ばれる情報も公開して議論を行うため、イベントに向かう両者はともに真剣な眼差しで臨む。

 とはいえ、堅苦しい雰囲気は一切ない。ZOOMのチャット機能を用いて「今日のお昼ごはん」を共有するなど、フランクなコミュニケーションとともに会は進行した。イベントでは、はじめに佐々木氏がPLMが抱えているISSUEを公開。クローズドなイベントのため、リアルな数字や今後の戦略について、何も着飾ることのない「現場の生の声」を参加者と共有した。

“非スポーツ業界の人間”だからこそ生まれる魅力的なアイデア

 その後、参加者は自身の体験や知識とかけ合わせ、自由にアイデアを発想。各自でファンのペルソナを想定して、新企画案を作成した。ペルソナは多岐にわたっており、中には「野球はルールが難しいから、コンテンツを見ても興味がわかなくて......」などの“リアルな声”も。佐々木氏や平山氏も「私たちのファン像の捉え方も根本から見直す必要があるかもしれない」と、今後につながるヒントを得たようだ。

 後半は佐々木氏と平山氏がピックアップしたアイデアをもとに、新企画案について参加者と議論を深める。デジタルマーケティングのプロの目に止まった発想はどれも魅力的だった。今後の企画につながる貴重なアイデアのため、その詳細をここで書くことはできないが、実現したことを考えると胸が高鳴るものばかりだ。発案者との対話を通じて議論を深堀りし、白熱したディスカッションは時間一杯行われた。

「スポーツマーケティングの難しさ実感」「非スポーツ業界の方とつながり持てた」イベント後コメント

 PLMとISSUE COMMITERで、初のコラボ企画となった本イベント。スポーツビジネスの第一線で働くプロとの交流は、参加者にとって貴重な機会になったようだ。イベント後、参加者からは「スポーツコンテンツマーケティングの難しさを感じた」、「さまざまなバックグラウンドを持った方々の意見などは非常に参考になった」との充実した声が多く寄せられた。

 また、PLM側から参加した平山氏も「組織は意外と外部の声を聞けていないと痛感した。企業の良い面を見せ、一方通行になりがちな現状の採用において、あえて課題を提示して交流するのは非常に効果的だと思う」と、満足な様子で振り返った。

 佐々木氏は「非スポーツ業界の方とつながりを持てたことはとても貴重。自分たちのISSUEを根底から整理し、見直す良い機会となった」とコメント。企業側からも好評が寄せられた「ISSUE COMMITTER企画」第1弾は、ここから選ばれた参加者と個別に連絡を取り合い、ディスカッションを深めていく。もしかすると、今回の参加者からスポーツビジネス界で将来活躍する人材が現れるかもしれない。

 第2弾以降については、再び両社が協力して進めていく。詳細は特設LPから随時更新予定だ。また今回とは異なる切り口で相互に「学び」合える機会を提供していく。

取材・文 小野寺穂高

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