第1打席でセンター左にツーベース「豪速球を余裕でかっ飛ばす」
エンゼルスの大谷翔平投手が18日(日本時間19日)、本拠地レイズ戦に「5番・DH」でスタメン出場。第1打席にツーベースを放ち、2試合連続安打とした。先発左腕ブレイク・スネルの97マイル(約156キロ)のファストボールを完璧に捉えた打球の初速は110.2マイル(約177.4キロ)を記録。地元記者は「なんてピュアなスイングなんだ」「豪速球を余裕ではじき返す」と脱帽している。
0-1で迎えた2回の第1打席、いきなり大谷のバットが火を吹いた。フルカウントからの7球目、先発の左腕スネルの直球を捉え、センター左に弾丸ライナーを放った。これが今季5本目の二塁打に。左腕からのツーベースは今季初となった。
MLBデータ解析システム「スタットキャスト」の専門記者、デビッド・アドラー氏は直後にツイッターを更新した。
「ショウヘイ・オオタニの二塁打は……ワオとしか言えない。ブレイク・スネルとの左対左のマッチアップで、初速は時速110.2マイル。そして、彼は左中間のフェンスに直撃させた。なんてピュアなスイングなんだ」
実際にはフェンス直撃ではなく、ワンバウンドで到達していたが、真ん中高めの豪速球を完璧に捉えた大谷のスイングに脱帽していた。
また、MLB公式サイトのアンドリュー・シモン記者は「これはエゲツない左腕が投じた時速97.2マイルの豪速球。ショウヘイ・オオタニは余裕で左中間フェンスに時速110.2マイルでかっ飛ばした」とツイート。スネル渾身のファストボールを苦もなく弾き返した大谷に、驚きを隠せない様子だった。
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