11月21日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと東京ヤクルトの「SMBC日本シリーズ2021」第2回戦は、2対0で東京ヤクルトが勝利。対戦成績1勝1敗で京セラドーム大阪での2連戦を終えた。
「SMBC日本シリーズ2021」第2戦も手に汗握る投手戦となった。先発マウンドを託されたのは宮城大弥投手。初回の先頭打者を空振り三振に打ち取ると、その勢いに乗り、5回表まで1人の走者を許さない完璧なピッチングを披露。タイミングをつかみにくい緩急つけた投球で凡打の山を築く。
援護を届けたいオリックス打線は、毎回走者を出すも東京ヤクルトの先発・高橋奎二投手を相手に再三のチャンスを生かせず。0対0と両チーム無得点のまま試合は終盤へと向かう。
宮城投手は、6回表に西浦直亨選手の今試合初安打などで1死1、2塁と一打先制のピンチを背負ったが、塩見泰隆選手を空振り三振、青木宣親選手を三ゴロに封じて無失点に切り抜ける。7回表にも安打を浴びるも、後続をピシャリと抑えて流れを渡さない。
しかし8回表、塩見選手の安打などで2死1、2塁とすると青木選手に適時打で1対0と先制を許し、7.2回112球5安打1四球7奪三振1失点で降板。ベンチで味方の逆転を待つ。
9回表にオスナ選手の適時打で2対0とリードを広げられて迎えた最終9回裏、逆転の糸口をつかみたいオリックスであったが、吉田正尚選手、杉本裕太郎選手、ジョーンズ選手と主軸が倒れ、2対0で試合終了。
勝利した東京ヤクルトは、先発・高橋投手が9回133球5安打2四球5奪三振の完封勝利。打線も終盤に得点をつかみ取り、接戦をものにした。一方、敗れたオリックスは、宮城投手が力投を披露するも、打線が援護できず。1勝1敗で敵地・東京ドームへ臨むこととなった。
123456789 計
ヤ 000000011 2
オ 000000000 0
ヤ ○高橋奎二
オ ●宮城大弥-吉田凌-バルガス
文・下村琴葉
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