思い出は「甲子園でのエキシビジョンマッチでホームランを打てたこと」
千葉ロッテは2日、高濱卓也内野手が今季限りで引退すると発表した。高濱は2007年のドラフト1位で横浜高から阪神に入団、2011年春にFAの人的補償で千葉ロッテに移籍した。2019年オフに育成契約となりながらも、今年5月に支配下に復帰。1軍通算で212試合に出場し84安打、3本塁打。打率.220。弟は北海道日本ハムの祐仁内野手。引退に際して、球団から以下のコメントを発表した。
「ここまでマリーンズには期待をしていただき、育成としてもお世話になり再び支配下に戻してもらって期待もかけてもらいましたが、その期待に応えることが出来なかった事を非常に残念に思います。8月にヘルニアが再発してしまったこともあり、今年は厳しい日々となりました。それでもまた1軍の舞台に立ちたいという気持ちで頑張っていましたが今回、このように引退という形を取って区切りを打とうと思いました。自分の中で1番印象に残っていることは今年、甲子園でのエキシビジョンマッチでホームランを打てたことです。甲子園は僕の始まりの場所なので、そこで最後ホームランを打てて良かったかなと今では思います。ファンの方にはいつまでも期待をかけてもらい、いつまでも応援してもらいながら、その期待に応えられなかったってことが本当に残念で仕方がありません。野球は引退しますが、ここからの第二の人生では、もっと頑張って行けたらと思います。怪我との闘いばかりで、成績は残していないんですが、野球はやり切りましたとファンの皆様には伝えたいです。マリーンズに来て11年。本当に熱い応援ありがとうございました」
(Full-Count編集部)
記事提供: