10月30日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと北海道日本ハムの第25回戦は、5対3で北海道日本ハムが勝利。栗山英樹監督最後の試合を白星で飾り、55勝68敗20分のリーグ5位で2021年レギュラーシーズンを終えた。
北海道日本ハムの先発は伊藤大海投手。初回を3者凡退に打ち取ると、以降は走者を出しながらも無失点に抑える。すると打線は4回表、この回先頭の3番・近藤健介選手が11号ソロを放ち先制に成功した。
5回裏にはレアード選手の適時打で同点とされるも、7回表に2死から相手失策でランナーが出塁。代走の西川遥輝選手が盗塁を決め2塁に進むと、続く代打・王柏融選手の適時二塁打で勝ち越しに成功する。伊藤投手は直後の7回裏を無失点に抑え、7回5安打2四球9奪三振1失点で降板した。
8回表にも高濱祐仁選手の適時二塁打で貴重な追加点を挙げた北海道日本ハム。継投に入った8回裏は1点を失いながらもつなぐと、9回表に大田泰示選手の適時二塁打が生まれ千葉ロッテを突き放す。3点リードの9回裏は杉浦稔大投手が佐藤都志也選手の6号ソロを浴びるも、後続を打ち取り5対3で試合終了。
北海道日本ハムは、先発の伊藤投手が粘りの投球で7回1失点で10勝目。今季パ・リーグの新人で唯一の2桁勝利に到達した。打線も終盤にチャンスを逃さず得点し、栗山監督のラストゲームを白星で飾った。一方敗れた千葉ロッテは先発・本前投手が5回4安打1失点と好投も、救援陣が失策も絡み4失点。打線も好機であと一本が出ず、終盤の追い上げも及ばなかった。
なお、3回裏に安打で出塁した荻野貴司選手が盗塁を決め、チームメイトの和田康士朗選手、埼玉西武・源田壮亮選手と並ぶリーグトップの24盗塁に。7回表には西川選手も24盗塁として、最多盗塁のタイトルは4人で分け合う形となった。
123456789 計
日 000100112 5
ロ 000010011 3
日 ○伊藤大海-玉井大翔-河野竜生-S杉浦稔大
ロ 本前郁也-岩下大輝-南昌輝-●小野郁-土居豪人
文・丹羽海凪
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