10月21日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと埼玉西武の第25回戦は、3対2でオリックスが勝利。オリックスは対戦成績15勝8敗2分で、埼玉西武との今季最終戦を終えた。
オリックスの先発・宮城大弥投手は初回、安打と四球で招いた2死1、2塁のピンチを凌ぐと、徐々にリズムをつかみ序盤を無失点で抑える。打線では骨折から復帰したラベロ選手が一軍初昇格。注目来日初打席で安打を放つと「1打席目からヒットが出てくれてよかったし、(来日初となる)ヒットを打てて、とてもうれしく思っているよ!」と喜びを見せた。
試合が動いたのは4回裏、杉本裕太郎選手の安打をきっかけに2死2、3塁の好機を作ると、8番・紅林弘太郎選手の大飛球が落球を誘い、2者が生還。続く5回裏には宗佑磨選手が右中間へ9号ソロを放ち、オリックスが3点を先行する。援護をもらった宮城投手は6回表に先頭のブランドン選手に3号ソロを浴び、2死1塁としたところで降板。後を受けた比嘉幹貴投手がここを抑え、試合は終盤へ。
7回表は吉田凌投手、8回表をヒギンス投手がそれぞれ3者凡退で締め流れを作る。9回表は平野佳寿投手が山川穂高選手に3試合連発となる24号ソロを浴びるも、この1点で凌ぎ、逃げ切った。勝利したオリックスは先発の宮城投手が5.2回86球5安打1失点の好投で13勝目をマーク。一方敗れた埼玉西武は連勝とはならず。本塁打攻勢で1点差に詰め寄るもあと一本が出なかった。
123456789 計
西 000001001 2
オ 00021000X 3
西 ●今井達也-水上由伸-大曲錬
オ ○宮城大弥-比嘉幹貴-吉田凌-ヒギンス-S平野佳寿
文・小野寺穂高
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