10月13日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと埼玉西武の第21回戦は、10対2で北海道日本ハムが快勝。
北海道日本ハムの先発はアーリン投手。初回は無失点に抑えたものの、2回表に5番・外崎修汰選手の安打などでピンチを招くと、味方の失策により1点を先行される。しかし、その後は要所を締めるピッチングを披露。5回3安打2四球2奪三振1失点と、勝利投手の権利を得てマウンドを降りた。
打線は、先制を許した直後の2回裏、先頭・高濱祐仁選手の安打や四球などで無死1、2塁の好機を得ると、7番・R.ロドリゲス選手がレフトへ2点適時二塁打を運び、逆転に成功する。さらに3回裏には、1死3塁の場面で4番・近藤健介選手にも適時打が生まれ、1点を追加した。
2点リードの7回裏、1番・淺間大基選手、2番・西川遥輝選手の連打による無死2、3塁のチャンスから、3番・野村佑希選手が放った打球は前進守備の三遊間を破り、1点を追加。なおも1死2、3塁の好機で、高濱選手が2点適時二塁打を放つと、2死満塁から、9番・清水優心選手が4号満塁弾を左翼席へたたき込み、この回一挙7得点。
6回表以降は、宮西尚生投手、堀瑞輝投手、B.ロドリゲス投手がそれぞれ無失点でつなぐと、最終9回表は金子弌大投手がマウンドへ。1死1、3塁から7番・呉念庭選手の犠飛で1点を失うも、後続を抑え10対2で試合終了。
勝利した北海道日本ハムは、アーリン投手が5回3安打1失点の好投。約3カ月ぶりとなる一軍登板を白星で飾った。打っては高濱選手が3安打2打点の活躍を見せるなど、チームで計12安打10得点を挙げた。一方の埼玉西武は、先発の高橋光成投手が7回途中10安打3四球4奪三振7失点と乱調。打線もつながりを欠き、大敗を喫した。
123456789 計
西 010000001 2
日 02100070X 10
西 ●高橋光成-十亀剣-田村伊知郎
日 ○アーリン-宮西尚生-堀瑞輝-B.ロドリゲス-金子弌大
文・高橋優奈
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