スカウト部長らが指名あいさつ、クラスメートからも祝福受ける
東北楽天からドラフト1位指名を受けた昌平高・吉野創士外野手が12日、埼玉・杉戸町にある同校で、後関昌彦スカウト部長と、沖原佳典担当スカウトから指名あいさつを受けた。沖原スカウトは「浅村選手のような打者になれる」と太鼓判を押した。
石井一久GM兼監督を筆頭に、スカウトの総意で吉野の1位指名を決めた東北楽天。サプライズの決め手となったのは高校通算56本塁打、広角に打球を飛ばす打撃センスだった。
沖原スカウトは「腕の使い方が柔らかく、しなやかに体全体でバットを振ることができる。天性のもの。真似できないような打撃技術を持っている」と評価し「3年後は1軍でレギュラーとして活躍してほしい」と期待した。
前日夜には、祝福のメールが500件以上届いた。この日も学校に行くと、クラスメートから祝福を受けたという吉野。憧れの浅村栄斗内野手が所属する楽天から1位指名を受け「インコースの打ち方とか、打撃の奥深くまで聞きたい」と胸を膨らませた。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)
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