10月8日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと千葉ロッテの第19回戦は、9対0で北海道日本ハムが勝利した。
北海道日本ハムの先発は、今季3勝を挙げている立野和明投手。初回を3者凡退に抑えると、2回表は2死1、2塁のピンチを無失点で切り抜ける。3回表、4回表も3者凡退に抑えると、5回表、6回表は走者を許しながらも無失点。大量援護にも守られ、6回111球3安打1四球7奪三振無失点の内容で降板した。
打線は2回裏、先頭からの連打で無死1、3塁のチャンスをつくると、淺間大基選手の犠飛、続くR.ロドリゲス選手の適時二塁打で2点を先制する。続く3回裏には1死2、3塁から近藤健介選手の犠飛で1点を追加。序盤に3点のリードを奪った。
打線は中盤も攻撃の手を緩めず、4回裏には前の打席で適時打のR.ロドリゲス選手が6号ソロを放ち4点目、5回裏には1死1、3塁から近藤選手が2打席連続の犠飛を放つと、6回裏には清水優心選手の適時打でさらに1点を追加。7回表は玉井大翔投手が3者凡退に抑えると、7回裏には淺間大基選手の適時打などで2得点、8回裏には2死満塁からボークで9点目を追加した。
9回表は上原健太投手が登板、3者凡退で試合を締めくくった。勝利した北海道日本ハムは小刻みに得点を重ね、終わってみれば14安打9得点の大勝。打線ではR.ロドリゲス選手が3打数3安打1本塁打2打点の活躍、チームは今季のパ・リーグ最多となる1試合4犠飛を記録した。敗れた千葉ロッテは投手陣が崩れ、痛い連敗。首位オリックスとのゲーム差が「2」に開いた。
123456789 計
ロ 000000000 0
日 02111121X 9
ロ ●岩下大輝-田中靖洋-東妻勇輔
日 ○立野和明-玉井大翔-井口和朋-上原健太
文・波多野瞭平
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