10月7日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと北海道日本ハムの22回戦は、4対3でオリックスが接戦をものにした。
オリックスは初回、2番・宗佑磨選手が安打と盗塁で2死3塁の好機を演出。すると、4番・杉本裕太郎選手の打球が相手の失策を誘い、1点を先制する。勝ち越しを許した直後の3回裏には、2死から杉本選手がソロ本塁打。なお、この本塁打で球団の右打者としては2014年のペーニャ氏以来となるシーズン30本塁打を達成した。
先発の増井浩俊投手は、初回を3人で抑える上々の立ち上がり。しかし2回表、4番・近藤健介選手の三塁打で無死3塁のピンチを背負うと、続く高濱祐仁選手の内野ゴロの間に1点を献上。さらに3回表、味方の失策も絡み無死1、3塁とされると、併殺打の間に1点を失う。4回表には、先頭の3番・野村佑希選手に5号ソロを被弾し、2死から6番・王柏融選手に四球を与えたところで降板。4回途中4安打1本塁打2四球2奪三振3失点(自責2)の内容だった。
2対3で迎えた4回裏、先頭の6番・中川圭太選手の三塁打などで1死1、3塁のチャンスをつくると、9番・伏見寅威選手の内野ゴロの間に1点を挙げる。さらに5回裏、2死2塁から5番・モヤ選手に適時打が生まれ、スコアは4対3に。4回表以降は、K-鈴木投手、山田修義投手、吉田凌投手、ヒギンス投手が無失点でつなぎ、9回表を平野佳寿投手が締めて4対3で試合終了。
勝利したオリックスは、増井投手が4回途中3失点(自責2)でマウンドを降りるも、リリーフ陣が好投で流れを引き寄せ、中盤にモヤ選手の一打で勝ち越しに成功した。一方の北海道日本ハムは、先発の伊藤大海投手が6回6安打1本塁打3四死球4奪三振4失点(自責3)の内容。打線は粘りを見せたものの、オリックスの中継ぎ陣を捉えきれなかった。
123456789 計
日 011100000 3
オ 10111000X 4
日 ●伊藤大海-宮西尚生-井口和朋
オ 増井浩俊-○K-鈴木-山田修義-吉田凌-ヒギンス-S平野佳寿
文・高橋優奈
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