10月6日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと北海道日本ハムの第21回戦は、3対2で北海道日本ハムが勝利。今カードでの対戦成績を1勝1敗とし、カード勝ち越しに向けて望みをつなげた。
北海道日本ハムの先発・上沢直之投手は初回、1死2塁のピンチを迎えると、紅林弘太郎選手に適時二塁打を浴びて、先制点を奪われてしまう。しかし追いかける打線は3回表、2死3塁の好機をつくると、西川遥輝選手が一塁線を破る適時二塁打を放ち、試合を振り出しに戻した。
リードを奪いたい打線だったが、6回までに再三得点圏に走者を置きながらも、ホームベースが遠い展開が続く。しかし同点のまま迎えた7回表、四球や淺間大基選手の安打で1死1、3塁とすると、西川選手の犠飛で勝ち越しに成功。なおも2死1、3塁の好機で、近藤健介選手にも適時打が生まれ、リードを2点に広げた。
上沢投手は先制こそ許したものの、2回以降は本来の投球を取り戻してオリックス打線を抑え込む。勝ち越した直後の7回裏も3者凡退で切り抜けて、7回108球3安打5奪三振1死球1失点の内容でマウンドを降りた。
8回裏は、2番手・B.ロドリゲス投手が宗佑磨選手の適時打を浴びて1点差まで詰め寄られるも、迎えた最終9回裏は杉浦稔大投手が4番から始まるオリックス打線を3人で締めて、試合終了。
3対2で勝利した北海道日本ハムは上沢投手が今季19回目のQSを記録する好投で、自己最多に並ぶ11勝目を挙げた。打線では、西川選手が2安打2打点の活躍を見せると、近藤選手は適時打を含む猛打賞をマークした。一方の敗れたオリックスは、紅林弘太郎選手が2試合連続となる先制打をマークするも、中盤に勝ち越しを許して連勝は「8」でストップした。
123456789 計
日 001000200 3
オ 100000010 2
日 ○上沢直之-B.ロドリゲス-S杉浦稔大
オ 山崎颯一郎-山田修義-比嘉幹貴-●海田智行-能見篤史-K-鈴木-富山凌雅
文・和田信
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