10月5日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと北海道日本ハムの第20回戦は、9対0でオリックスが勝利し、球団では1971年以来の3試合連続完封勝利を収めた。
オリックスは初回、1死から2番・宗佑磨選手が安打で出塁すると、3番・紅林弘太郎選手が10号2ランを五階席へたたき込み、幸先よく2点を先制。5回裏には宗選手に7号ソロ、続く6回裏には7番・モヤ選手に11号3ランが生まれる。
さらにこの回。伏見寅威選手、山足達也選手、福田周平選手の3連打で無死満塁のチャンスをつくると、宗選手が犠飛を放ち、スコアを7対0とする。8回裏にも、連打と四球でつくった無死満塁の好機から、宗選手の犠飛や敵失で2点を追加。
大量援護をもらった先発・山崎福也投手は、初回を3者凡退に打ち取ると、以降も要所を締めるピッチングで得点を与えず。テンポ良くアウトを積み重ね、7回5安打6奪三振無失点で後続に託した。
続く8回裏を吉田凌投手が3者連続三振に抑えると、9点リードの最終9回表は富山凌雅投手がマウンドへ。気迫のこもった投球で北海道日本ハム打線を3者凡退に抑え、9対0で試合終了。
勝利したオリックスは、山崎福投手が7回無失点の好投で今季8勝目をマーク。打っては紅林選手が球団史上初となる「10代でのシーズン2桁本塁打」を達成するなど、合計13安打9得点の猛攻を見せた。一方の敗れた北海道日本ハムは、先発の河野竜生投手が6回途中8安打3本塁打2四球7奪三振6失点と乱調。打線では近藤健介選手が2安打を放つも、チーム合計5安打無得点に終わった。
123456789 計
日 000000000 0
オ 20001402X 9
日 ●河野竜生-玉井大翔-西村天裕-鈴木健矢
オ ○山崎福也-吉田凌-富山凌雅
文・高橋優奈
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