9月28日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武の第21回戦は、5対2で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクは2回裏、柳田悠岐選手が安打で出塁すると、続くデスパイネ選手が5号2ランを放ち、2点を先制する。さらに2死1塁から甲斐拓也選手にも11号2ランが飛び出し、序盤から4点のリードを奪う。打った甲斐選手は「真っ直ぐを捉えることが出来ました。先制点を獲ったいい流れの中で打つことが出来たと思います。千賀がいい投球している中で援護点を獲ることができて良かったです。」と振り返った。
先発・千賀滉大投手は再三得点圏に走者を背負うも、得点を許さない粘りの投球を披露。5回表には1死1、2塁のピンチを背負うも、川越誠司選手、源田壮亮選手を内野ゴロに打ち取り無失点で切り抜ける。
5回裏には2死から柳田選手が三塁打で好機を演出すると、デスパイネ選手が適時打を放ち1点を追加。「打ったのはフォーク。2アウトからギータがチャンスを作ってくれたので、絶対にいかそうと思ったよ。試合の流れ的にも大きい追加点だと思う。もっといい展開にもっていけるようにまだまだ頑張っていくよ。」とデスパイネ選手は振り返る。
千賀投手は7回表、呉念庭選の安打などで2死2、3塁とすると、岸潤一郎選手に適時打を浴びて2点を失ったところで降板。なおも2死1、2塁とピンチは続くが、3番手・岩嵜翔投手が中村剛也選手から三振を奪い、本塁は踏ませない。8回表をモイネロ投手が無失点で抑えると、最終回を守護神・森唯斗投手が締めて5対2で試合終了。
勝利した福岡ソフトバンクは、先発・千賀投手が6.2回117球7安打2四球5奪三振2失点の力投で今季7勝目をマーク。打線ではデスパイネ選手、甲斐選手にそれぞれ2ランが飛び出し、千賀投手を援護した。一方、敗戦した埼玉西武は先発の高橋光成投手が6回115球8安打2四球5失点と試合を作れず。打線も好機を活かすことができず、チームは3連敗を喫した。
123456789 計
西 000000200 2
ソ 04001000X 5
西 ●高橋光成-武隈祥太-十亀剣
ソ ○千賀滉大-嘉弥真新也-岩嵜翔-モイネロ-S森唯斗
文・下村琴葉
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