小島和哉が自己最多9勝目! 藤岡裕大が4打点の活躍で千葉ロッテが逆転勝利

パ・リーグ インサイト

2021.9.26(日) 16:34

千葉ロッテマリーンズ・小島和哉投手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・小島和哉投手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月26 日、メットライフドームで行われた埼玉西武と千葉ロッテの第22回戦は、8対4で千葉ロッテが勝利。カード勝ち越しを決めた。

 千葉ロッテは初回、四球などで2死1塁としたところで、4番・レアード選手の適時二塁打で幸先よく1点の先制に成功。2回裏に逆転を許すも、直後の3回表には先頭・荻野貴司選手が安打で出塁すると、2番・佐藤都志也選手の内野安打が敵失を誘い、無死1、3塁と好機を拡大。ここで、内野ゴロの間に3塁走者が生還し、すぐさま同点に追いつく。

 初回から援護を受けた先発・小島和哉投手だったが、2回裏、6番・栗山巧選手の安打で2死1塁とされると、7番・山川穂高選手の18号2ランを浴び、逆転を許す。3回表に再び援護を受け、同点とするも、3回裏には岸潤一郎選手の安打や四球などで2死満塁のピンチを招くと、2者連続押し出し四球で2点を献上。再び勝ち越しを許してしまう。

 2点を追う5回表、荻野貴司選手の二塁打や四球などで無死2、3塁とすると、2番・佐藤都志也選手に2点適時打が生まれ、試合を再び振り出しに戻す。なおも2死1、2塁の場面、藤岡裕大選手が適時打を放ち、勝ち越しに成功。この回一挙3点を奪い、スコアを5対4とする。

 さらに7回表には、佐藤都志也選手の安打や四球などで1死1、2塁の好機を得ると、5番・安田尚憲選手も四球でこれに続き、1死満塁と好機を拡大。ここで、6番・藤岡選手が走者一掃となる適時打を放ち、一挙3得点。リードを4点に広げ、埼玉西武を一気に突き放す。

 先発・小島投手が6回3安打4失点でマウンドを降りると、7回裏は東妻勇輔投手、8回裏は佐々木千隼投手がそれぞれ3者凡退に抑える好投を披露。4点リードで迎えた最終9回裏は、田中靖洋投手が危なげない投球で締めて試合終了。8対4で千葉ロッテが勝利した。

 勝利した千葉ロッテは先発・小島投手が6回109球3安打4失点の熱投で、自身最多となる9勝目をマーク。打線では藤岡選手が勝ち越し打を含む3安打4打点の活躍を見せるなど、首位独走へチームを勢いづけた。一方、敗れた埼玉西武は先発・渡邉勇太朗投手が4.2回6安打5失点(自責点4)と粘り切れず。打線も3安打のみと、苦しんだ。浦和学院高校出身対決は先輩・小島投手に軍配が上がった。

  123456789 計
ロ 101030300 8
西 022000000 4

ロ ○小島和哉 -東妻勇輔-佐々木千隼-田中靖洋
西 ●渡邉勇太朗-公文克彦-ギャレット-森脇亮介-武隈祥太-田村伊知郎

文・山本理絵

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