大谷が秘める才能に驚嘆「打撃練習だけ取ってみても…」
11日(日本時間12日)の本拠地ツインズ戦に「4番・DH」でスタメン出場したエンゼルス大谷翔平選手。この日は5回の第3打席で左前打を放ち、3試合連続安打を記録した。投打にわたる活躍を続ける二刀流に、MVP2度受賞のマイク・トラウト外野手は「打撃練習だけ取ってみても信じられない」と手放しで絶賛している。ツインズの地元紙「パイオニアプレス」が報じている。
好調エンゼルス打線を牽引する若きスーパースターも、日本からやってきた二刀流のパフォーマンスに驚きを隠せない様子だ。「彼の打撃練習だけを取ってみても、信じられないんだ。同じグループなんだけど、打者としてもすごく印象的だ」と素直に称えたという。トラウト自身、今季はここまで打率.321、12本塁打、25打点、OPS(出塁率+長打率)1.109と凄まじい好調ぶりを見せている。だが、大谷の打撃センスは、天才打者ですら認めざるを得ないようだ。
大谷は8日(同9日)に敵地ロッキーズ戦の前に伝説を残した。フリー打撃で、なんと右翼席3階まで達する約150メートルの衝撃弾を発射。強打者揃いのロッキーズでもほとんど達することのない領域への一撃で、全米にセンセーションを巻き起こしていた。
10日(同11日)の本拠地ツインズ戦では5号ホームラン。記事では「ア・リーグ2度のMVPで球界を代表するトラウトですら、オオタニの才能に驚嘆している。トラウトとオオタニはダグアウトで互いに礼儀正しいお辞儀をする」と、大谷5号アーチの後に見せた“お辞儀パフォーマンス"も紹介している。
トラウトは投手・大谷も高く評価する。時速100マイル(約163キロ)を超える剛速球を投げる能力を持ち合わせる事実に、思わず「自問自答してしまう」と告白。「スプリットも自由自在だ。だから、本当に見事としか言いようがないんだ」と手放しに称賛したという。
米球界きってのスーパースターからも投打ともに評価を受ける大谷。アメリカで早くもスーパースターの階段を駆け上がっている。
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