第4打席に右翼ポール際に大飛球を放つも、4打席音なし
北海道日本ハムの清宮幸太郎内野手が、プロの壁にぶち当たっている。12日、敵地で行われた福岡ソフトバンク戦。「5番・DH」で先発出場したドラフト1位ルーキーだったが、4打席ノーヒット。5月9日のオリックス戦でプロ入り初本塁打を放って以後、16打席連続ノーヒットとなっている。
アルシアがスタメンから外れたことで、前日から打順を1つあげた清宮。2回の第1打席はバンデンハークの真っ直ぐに手が出ずに見逃し三振に倒れ、3回の第2打席はいい当たりながら、一塁・内川の好守に阻まれる一直。5回の第3打席も三遊間へのライナーとなったが、遊撃・今宮の守備範囲だった。
8回の第4打席は、2番手の中田賢一との対戦。1ボール1ストライクからの3球目を捉えた打球は、右翼ポール際への大飛球となったが、惜しくも切れてファールに。最後はフルカウントから右腕のフォークにバットが空を切って空振り三振に倒れ、試合後は「昨日の4打席とかよりはだいぶ良かったかなと思います。惜しかったですけど、もうちょっとでしたね。今日はこれまでの何試合かよりは良かったかなと思います」と振り返った。
この日の4打席無安打で3試合連続、16打席連続無安打となった清宮。プロ初本塁打を放ってから、快音が出ない状態となっているが、栗山英樹監督は「当然なんで。想定していた通り。ホームランを打った後は攻め方が厳しくなって、ストライクを投げてくれないのは分かっていた。そういう時にどう見ていくのか、どう考えていくのか、いい経験をしていると思います」と話していた。
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