今季最もヒーローに輝いたのは? お立ち台に上った回数が多いパ・リーグの野手を紹介

パ・リーグ インサイト

2021.9.17(金) 18:30

オリックス・バファローズ・杉本裕太郎選手(左)吉田正尚選手(右)(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ・杉本裕太郎選手(左)吉田正尚選手(右)(C)パーソル パ・リーグTV

 試合を決める一打を放つなど、ここぞという場面で活躍する選手たちは、ファンにとってまさにヒーローだ。「パ・リーグ インサイト」では、2021年のパ・リーグ公式戦(3月26日~9月16日)でお立ち台に上った回数を選手ごとに算出。今季、最も球場を沸かせたのはどの選手か。今回は野手に限定し、ヒーローに輝いた回数の多い選手を動画とともに紹介する。

 今季最多の7回ヒーローに輝いたのは、杉本裕太郎選手と吉田正尚選手。オリックスが誇る「青学コンビ」だ。杉本選手はリーグトップの27本塁打、打率.310、72打点をマーク。一方の吉田正選手はリーグトップの打率.338に加え、20本塁打、69打点。長打力と確実性を兼ね備えた打撃で、福田周平選手、宗佑磨選手が演出した好機をものにしている。

 4月20日の埼玉西武戦では、二人そろってお立ち台に上がった。「同じ大学の先輩である杉本さんと二人で打点を挙げられるように、明日からも頑張りたいと思います!」とコメントする吉田正選手と、照れ笑いを浮かべる杉本選手の動画は必見。

 次いで6度ヒーローに選ばれたのは、浅村栄斗選手、島内宏明選手、中村剛也選手、レアード選手、宗佑磨選手、柳田悠岐選手の6選手だ。

 リーグトップの83打点をマークしている島内選手は4番として打線をけん引し、チームの上位争いに貢献。キャリアハイを更新する15号2ランを含む、3安打3打点の活躍を見せた試合では、プロ初セーブを挙げた宋家豪投手とともにお立ち台へ。

 9月の月間打率.314と好調のレアード選手は、今月だけで3度もヒーローに輝いた。レアード選手は流暢な日本語でもファンを沸かせ、インタビューの最後には本塁打を寿司ネタに例える。9月12日に「握った」寿司は……?

 今季5回お立ち台に上ったのは、岡島豪郎選手と栗原陵矢選手。4番に座る栗原選手は開幕からコンスタントに安打を量産し、本塁打ランキング2位の柳田選手とともにチームを引っ張っている。4月21日の東北楽天戦では、同じくヒーローに輝いた森唯斗投手との仲睦まじい様子を見せた。独特なアイブラックにも注目!

「パーソル パ・リーグTV」では、パ・リーグ主催試合でのヒーローインタビュー動画を配信中。過去の動画はこちら(https://pacificleague.com/video)から。

文・高橋優奈

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