9月16日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天とオリックスの第19回戦は、3対1でオリックスが投手戦を制し、連敗を「4」で止めた。
オリックスの先発・田嶋大樹投手は初回、2死3塁から自らの暴投により1点を先行される。立ち上がりに失点を許した田嶋投手だったが、以降は安定感を取り戻し、楽天打線を寄せ付けない。
1点を追う打線は4回表、4番・杉本裕太郎選手が相手の失策により出塁。盗塁と悪送球により無死3塁の好機を得ると、5番・モヤ選手の内野ゴロの間に三塁走者が生還し、同点に追い付く。
再び試合が動いたのは8回表、先頭の2番・宗佑磨選手が安打で出塁すると、3番・紅林弘太郎選手が犠打を決め、1死2塁とチャンスを拡大。ここで4番・杉本選手がバックスクリーンへ27号2ランを運び、勝ち越しに成功する。
2点リードの9回裏は、平野佳寿投手が無失点で締め、3対1で試合終了。勝利したオリックスは、先発の田嶋投手が8回4安打1四球6奪三振1失点の好投でキャリアハイに並ぶ6勝目。杉本選手には、本塁打ランキング単独トップに躍り出る27号2ランが生まれた。一方敗れた東北楽天は、先発・則本昂大投手が6回5安打3四球5奪三振1失点の力投を披露したものの、打線がわずか5安打1得点に終わった。
123456789 計
オ 000100020 3
楽 100000000 1
オ ○田嶋大樹-S平野佳寿
楽 則本昂大-宋家豪-●安樂智大-福井優也
文・高橋優奈
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