日ハム清宮幸太郎、好返球で犠飛を阻止 栗山監督「ある程度のことは出来ると」

Full-Count 福谷佑介

2018.5.12(土) 11:53

日本ハム・清宮幸太郎
日本ハム・清宮幸太郎

3度の守備機会を無難にこなし、指揮官は「1つの打球を処理することで凄く前に進む」

北海道日本ハムは11日、敵地ヤフオクドームで福岡ソフトバンク戦を戦い、延長にもつれ込む接戦の末に5-4で勝利した。4-4のまま延長にもつれ込むと、11回にレアードが決勝のソロを放って激戦に終止符を打った。延長12回の激闘となった10日のオリックス戦で、嫌な形で負けていただけに、栗山英樹監督は「大きいよね。こういう試合で、昨日ああいう形で負けて、今日のホークス戦を取れるというのは凄く大きかった」と語った。

この日、ドラフト1位の清宮幸太郎内野手は2試合連続で左翼でスタメン。レアードが先発復帰したことから、打順は前日から1つ下げた6番だった。1、2打席目は連続空振り三振。3打席目は捕ゴロに倒れ、8回の第4打席も遊飛に倒れて4打席ノーヒット。8回の守備からベンチに退いた。

2試合連続の無安打に終わった清宮だが、この日は守備でチームに貢献。7回1死一、三塁ではタッチアップを狙った三塁走者を好返球で刺し、初の補殺を記録した。3度の守備機会も無難にこなしたドラ1ルーキーについて、栗山監督は「ああやって、ある程度のことは出来ると思ってやっているけど、ああいう1つの打球を処理することで凄く前に進むわけじゃない。よく一生懸命やって、ガムシャラになってやらないと、ああいうプレーにはならない。良かったよ」と話していた。

記事提供:Full-Count

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