9月4日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天と埼玉西武の第17回戦は、8対5で楽天が勝利を収めた。
楽天の先発・岸孝之投手は初回、1死2塁から3番・森友哉選手に適時打を許し、1点を先行される。6回表には無死満塁から4番・中村剛也選手に適時打、6番・栗山巧選手に犠飛を浴びて2点を献上。6回5安打2四球5奪三振3失点の内容で降板した。
打線は3回裏、死球と犠打で1死2塁とすると、9番・山崎剛選手の適時二塁打、1番・辰己涼介選手の適時打で逆転に成功。さらに4番・茂木栄五郎選手、5番・鈴木大地選手の適時打などで5点を追加。4回裏に鈴木選手が2点適時打、5回裏には2番・小深田大翔選手が犠飛を放ち、リードは7点に。
8対3で迎えた7回表を安樂智大投手、8回表を宋家豪投手がそれぞれ3者凡退に抑えると、9回表は牧田和久投手がマウンドへ。栗山選手に通算2000安打目となるレフト前ヒットを許し、続く7番・山川穂高選手には17号2ランを浴びて降板。後を受けた酒居知史投手は2死満塁のピンチを招くも、無失点で切り抜け8対5で試合終了。
勝利した楽天は集中打で逆転に成功すると、その後も安打を積み重ね13安打8得点。鈴木選手は2安打3打点、茂木選手は3安打1打点と躍動した。一方の埼玉西武は、先発の今井達也投手が4回途中7安打5四死球2奪三振7失点と振るわず。最終回に栗山選手が球団の生え抜き選手では初となる通算2000安打を達成、山川選手には2ランが生まれたものの、大量失点が響き敗戦を喫した。
123456789 計
西 100002002 5
楽 00521000X 8
西 ●今井達也-武隈祥太-十亀剣-田村伊知郎
楽 ○岸孝之-安樂智大-宋家豪-牧田和久-S酒居知史
文・高橋優奈
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