9月2日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと楽天の第17回戦は、5対2で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクは初回、1番・牧原大成選手が初球をフルスイングしてライトスタンドへ。「真っ直ぐを捉えることができた」という今季第1号が先頭打者本塁打となり、1点を先制する。さらに2四球で1死1、2塁の好機をつくると、相手失策の間に2点目を挙げた。
早い段階で援護をもらった先発の千賀滉大投手は、5回まで2安打無失点と好投を見せる。すると5回裏、1死から牧原大選手、中村晃選手が安打でチャンスメイク。続く柳田悠岐選手はリーグ単独トップとなる24号3ランを右翼席にたたき込み、5対0と楽天を突き放した。
しかし6回表、千賀投手は1死から連打を浴び、1、2塁のピンチを招く。4番・浅村栄斗選手を見逃し三振に打ち取って2死としたものの、続く茂木栄五郎選手に適時二塁打を許し2失点。これにより、後半戦開幕以降続いていた千賀投手の連続イニング無失点は「18」で止まることとなった。継投に入った8回表は渡邉雄大投手と板東湧梧投手がつなぐと、9回表を甲斐野央投手が無失点に抑え、試合終了。
勝利した福岡ソフトバンクは、牧原大選手と柳田選手の本塁打などで効果的に得点を重ね、連敗を「4」で止めた。先発の千賀投手が7回6安打8奪三振2失点で今季4勝目、9回表に登板した甲斐野投手は、2019年7月21日以来のセーブを記録している。また、リチャード選手が「7番・一塁手」で一軍戦初出場を果たした。一方敗れた楽天は、先発した則本昂大投手が2本塁打を浴び、5回5失点(自責点4)。3失策と守備の乱れも目立ち、流れをつかむことができなかった。
123456789 計
楽 000002000 2
ソ 20003000X 5
楽 ●則本昂大-津留崎大成-福井優也-ブセニッツ
ソ ○千賀滉大-渡邉雄大-板東湧梧-S甲斐野央
文・吉村穂乃香
関連リンク
・動画/ヒーローインタビューはこちら
・先頭打者ホームラン!牧原大成選手をチェック
・リーグ単独トップの24号を放った柳田悠岐選手の動画はこちら
・千賀滉大投手の名鑑をチェック
記事提供: