力と力のぶつかり合い。制するのは投の力?打の力?

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2018.5.12(土) 09:30

東北楽天ゴールデンイーグルス・ペゲーロ選手(C)PLM
東北楽天ゴールデンイーグルス・ペゲーロ選手(C)PLM

京セラドーム大阪で行われるオリックス対楽天のカード2戦目。昨日の試合は、中盤まで辛島投手、西投手の両先発が好投を見せていたが、7回表に楽天打線が西投手を攻略。その後も追加点を加えた楽天が勝利を挙げた。このまま楽天が一気にカード勝ち越しを決めるか。それとも、オリックスが連勝を阻止するか。重要な一戦となる今日の試合の見どころを挙げていく。

【今季対戦成績】
オリックス→3勝3敗、楽天→3勝3敗

【オリックス】山岡投手 6試合、2勝3敗 36.1回、29奪三振、15失点 防御率2.97
【楽天】則本投手 6試合、2勝3敗 39.1回、39奪三振、24失点 防御率5.26

オリックスの予告先発は山岡投手だ。今季ここまで2勝3敗と負けが1つ先行しているが、投球内容は安定している。今季のQSは6試合中5試合。ほとんどの試合で先発としての役割を果たしている。今季の安定感のある投球を今日の試合でも見せることができるか。

打撃陣では5/10から4番に起用されているロメロ選手に期待したい。ロメロ選手はここまで打率.225と低迷しているが、5月に入り4本塁打と少しずつ自慢の長打力が出てきた。昨日の試合では、本塁打こそ出なかったものの、適時打を含む2安打を放っており、主軸としての活躍が期待される。

対する楽天の予告先発は則本投手。ルーキーからここまで5年連続2桁勝利を挙げている則本投手だが、ここまでは2勝3敗、防御率5.26と苦しんでいる。奪三振率も昨年の10.76を下回る8.92と、持ち味の三振が奪えてないのが一因といえる。力強い投球で三振を奪う本来のスタイルを取り戻すことができるか。

楽天の打撃陣の中では、主軸の一人であるペゲーロ選手に注目したい。ここまで打率は.194と思うように成績を残せていないが、本塁打は7本と持ち前のパワーは発揮している。昨日の試合では一時同点となる第7号ソロを逆方向に放っている。ロメロ選手と同様に試合の流れを変える一振りに期待したい。

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