岸潤一郎の同点につながる二塁打&好走塁で獅子と鷹の一戦は土壇場で引き分けに

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2021.8.24(火) 21:58

埼玉西武ライオンズ・岸潤一郎選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・岸潤一郎選手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月24日、メットライフドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクの第16回戦は、4対4の引き分けに終わった。

 埼玉西武は初回、1番・外崎修汰選手と3番・森友哉選手の安打などで1死1、3塁の好機を演出すると、敵失間に3塁走者が本塁に生還。なおも2死3塁の好機で、捕逸の間に得点を挙げ、初回から2点のリードを得る。

 初回から援護を受けた先発・高橋光成投手は、得点圏に走者を背負う場面がありながらも、要所を締める投球を披露。6回表に6番・中村晃選手の適時打で1点を失うも、リードは譲らず、6回5安打7奪三振1失点でマウンドを降りた。

 1点リードで迎えた7回表は、2番手・増田達至投手が無失点に。しかし8回表、3番手・ギャレット投手が6番・中村晃選手の適時二塁打や7番・アルバレス選手の適時打などで一気に逆転を許してしまう。

 すると最終9回裏、四球や8番・岸潤一郎選手の二塁打などで1死2、3塁とすると9番・川越誠司選手に適時打が生まれ、1点差に。さらに1死1、3塁の好機で野選の間に3塁走者が生還し、同点に追い付く。なおも好機が続いたが、あと一本が出ず、4対4の同点で試合終了。

 埼玉西武は、先発・高橋光成投手が6回5安打7奪三振1失点の内容。打線は初回の得点以降、得点圏に走者を置いた場面であと一本が出なかったが、最終回に奮起した。なお、7回表に登板した増田達至投手が、星野智樹氏を超える球団通算最多の113ホールドポイントを記録している。一方の福岡ソフトバンクは、先発・東浜投手が6回6安打5奪三振2失点(自責点0)の内容。打線は、アルバレス選手が猛打賞、牧原大成選手、栗原陵矢選手、中村晃選手がマルチ安打を記録している。

  123456789 計
ソ 000001030 4
西 200000002 4

ソ 東浜巨-甲斐野央-嘉弥真新也-津森宥紀-板東湧梧
西 高橋光成-増田達至-ギャレット-武隈祥太

文・後藤万結子

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