【ファーム】楽天が東京ヤクルトに惜敗。下水流昂が先制弾&追撃弾も及ばず

パ・リーグ インサイト

2021.8.19(木) 15:48

東北楽天ゴールデンイーグルス・下水流昂選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・下水流昂選手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月19日、ウェルファムフーズ森林どり泉スタジアムで行われた、楽天対東京ヤクルトのイースタン・リーグ公式戦第18回戦は、3対4で楽天が敗戦した。

 楽天の先発・石橋良太投手は、初回から3イニング連続で先頭打者に安打を許すも、得点圏へ進ませることなく無失点で切り抜ける。しかし一方の打線も、3回までに2度走者は出したものの、得点に結びつけることができず。試合は0対0で序盤を終えた。

 投手戦の様相を呈し始めた試合が動いたのは4回裏だ。藤田一也選手が安打で出塁すると、1死1塁となった場面で打席に入った下水流昂選手は初球をフルスイング。高々と舞い上がった打球はレフトへの7号2ランとなり、楽天が2点を先制した。

 しかし石橋投手は5回表、2四球などで1死満塁とすると、併殺打かと思われた当たりに遊撃手・吉持亮汰選手の悪送球が絡み、同点に追い付かれる。さらに6回表には、2死1塁から奥村展征選手に勝ち越しの6号2ランを許し、6回5安打3四球4失点(自責点3)でマウンドを降りた。

 2点を追う展開となった楽天は7回裏、下水流選手の2打席連発となる8号ソロで1点差に迫るが、その後は犠打が失敗して併殺打になるミスもあり、反撃の流れをつかむことができない。9回裏、2死走者なしという崖っぷちで下水流選手に打席が回ったが、奥村展征選手の好守に阻まれて二直に倒れ、3対4で試合終了。あと一歩届かず、3連敗となった。

  123456789 計
ヤ 000022000 4
楽 000200100 3

ヤ ○高梨裕稔-久保拓眞-S杉山晃基
楽 ●石橋良太-高田孝一-森原康平

文・吉村穂乃香

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