8月14日、メットライフドームで行われた埼玉西武と楽天の第14回戦は、7対6で楽天が勝利し、連勝でカード勝ち越しを決めた。
楽天は初回、四死球で無死1、2塁のチャンスをつくるが、続く3番・浅村栄斗選手の打球は右飛となり、スタートを切っていた走者2人が戻りきれずにトリプルプレーで無得点に終わる。しかし2回表、1死1、3塁から7番・オコエ瑠偉選手が2試合連続の先制適時打を放ち、1点を先制。3回表には9番・辰己涼介選手が9号ソロを放ち、2点目を追加した。
先発の瀧中瞭太投手は2点リードの3回裏、2死から2番・源田壮亮選手を皮切りに4連打を許し、同点に追い付かれる。打線は直後の4回表、先頭の4番・島内宏明選手が13号ソロを放つと、1死から6番・茂木栄五郎選手も12号ソロを放ち、再び2点を勝ち越し。瀧中投手は4回裏を無失点に抑え、4回70球7安打4奪三振1四球2失点の内容でマウンドを降りた。
5回裏は福井優也投手が1死から3連続四球で満塁のピンチを招くと、山川穂高選手に同点の2点適時打を浴びる。追い付かれながらも打線は7回表、1死2、3塁のチャンスから鈴木大地選手の犠飛など2得点で勝ち越し、8回表にも岡島豪郎選手が適時二塁打を放ち、7対4とリードを3点に広げた。
8回裏に登板した宋家豪投手は、外崎修汰選手、源田選手の連続二塁打と4番・中村剛也選手の適時打で1点差に迫られる。なおも1死1塁で栗山巧選手にファーストへの痛烈なライナーを浴びたが、これを鈴木大地選手が捕球し、そのままベースを踏んでダブルプレー。辛くもピンチを脱した。
1点差で迎えた9回裏は守護神・松井裕樹投手がマウンドへ。3者凡退のピッチングで試合を締めくくり、24セーブ目を挙げた。勝利した楽天は、2度同点に追い付かれるも打線がすぐさま勝ち越しに成功し、終盤の追い上げもなんとかしのいで接戦に勝利。後半戦のスタートを連勝で飾った。敗れた埼玉西武は、同点に追い付いた後の投手陣が粘れず。楽天との対戦成績は2勝10敗2分となった。
123456789 計
楽 011200210 7
西 002020020 6
楽 瀧中瞭太-福井優也-○酒居知史-安樂智大-宋家豪-S松井裕樹
西 今井達也-武隈祥太-平井克典-●増田達至-ダーモディ-ギャレット
文・波多野瞭平
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