柳田悠岐が先制の23号2ラン! 石川柊太は7.1回1安打無失点の快投で4勝目

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2021.8.13(金) 21:03

福岡ソフトバンクホークス・柳田悠岐選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・柳田悠岐選手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月13日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと北海道日本ハムの第15回戦は、3対0で福岡ソフトバンクが勝利した。

 福岡ソフトバンクは1回裏、先頭の三森大貴選手が内野安打で出塁すると、3番・柳田悠岐選手がレフトホームランテラスに先制の23号2ランをたたき込み、2点のリードを奪う。柳田選手は3球目に自打球を当てて両脇を抱えられながらベンチ裏に下がり、一時はプレー続行も危ぶまれたが、再び打席に戻って5球目をホームラン。「外の真っ直ぐをしっかり捉えることができました。とにかく先制のホームランを打つことができて良かったです」と振り返った。さらに3回裏には、「タイミングとボールとバットの芯が完璧にマッチしました」と9番・松田宣浩選手がレフトスタンドへ完璧な11号ソロを放ち、1点を追加した。
 
 後半戦も「開幕投手」を任せられた先発の石川柊太投手は、序盤からテンポの良いピッチングで相手打線を手玉に取り、3回まで一人の走者も許さず5三振を奪う。4回表に西川遥輝選手に初安打を許すなど1死1、2塁とするが、4番・近藤健介選手を併殺打に切って取りピンチを脱出。5回表からは再び三振を積み重ね、7回を投げ終えわずか77球、1安打11奪三振1四球と相手を全く寄せ付けないピッチングを披露する。

 石川投手は8回表も続投し、先頭を味方の好守で打ち取るが、続く渡邉諒選手に11球粘られた末四球を与えて降板。代わってマウンドに上った板東湧梧投手は、後続を三振と内野ゴロに抑えてしっかりとリードを保った。9回裏は現在守護神を務める岩嵜翔投手が登板。2奪三振を含む3者凡退のピッチングで試合を締めくくった。

 勝利した福岡ソフトバンクは、序盤に2本のホームランで3点を先制すると、そのリードを3人の投手リレーでしっかりと守りきり、後半戦の初戦を白星で飾った。先発の石川投手は7.1回93球1安打11奪三振2四球無失点の好投で4勝目。岩嵜翔投手は4セーブ目を挙げた。敗れた北海道日本ハムは、打線が1安打と沈黙した。

  123456789 計
日 000000000 0
ソ 20100000X 3

日 ●加藤貴之-玉井大翔-秋吉亮
ソ ○石川柊太-板東湧梧-S岩嵜翔

文・波多野瞭平

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