宮城大弥が両リーグ最速で10勝到達! オリックスが後半戦初戦を白星で飾る

パ・リーグ インサイト

2021.8.13(金) 21:06

オリックス・バファローズ・宮城大弥投手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ・宮城大弥投手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月13日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテとオリックスの第14回戦は、6対3でオリックスが勝利。後半戦初戦となったゲームを制した。

 オリックスは初回、2死から3番・吉田正尚選手が二塁打で出塁すると、暴投で3塁へ進んだところから、4番・杉本裕太郎選手のバックスクリーンに飛び込む19号2ランで先制に成功。続く2回表にも、7番・来田涼斗選手の二塁打を皮切りに2死満塁の場面をつくると、宗佑磨選手の適時打で2点を追加する。

 オリックスは、先発の宮城大弥投手が立ち上がりから安定した投球を披露。4回裏には連打で1死1、3塁のピンチを背負ったものの、この場面は犠飛による1失点に凌いだ。すると打線は直後の5回表、吉田正選手に18号2ランが飛び出し、再びリードを広げた。

 5回裏を3人で打ち取った宮城投手は、続く6回裏に無死1塁から中村奨吾選手の適時二塁打で失点を喫する。続くピンチは無失点で切り抜け、この回を投げ切ったところで降板となった。

 終盤に差し掛かった7回からは澤田圭佑投手、ヒギンス投手がそれぞれ1イニングを無失点で抑えると、中盤からの4点リードを保って迎えた9回裏は能見篤史投手がマウンドへ。しかし2死1、2塁から藤原恭大選手に適時打を浴びると、ここで平野佳寿投手にスイッチ。最後は中村選手を打ち取り、6対3で試合終了となった。

 勝利したオリックスは、先発の宮城投手が6回を投げて103球6安打2奪三振1四球2失点の好投で、両リーグ最速となる10勝目を挙げた。また、10安打6得点の打線では、先制弾の杉本選手が今季の千葉ロッテ戦では11本目となる本塁打をマーク。福田周平選手、宗選手、吉田正選手、伏見寅威選手はマルチ安打を記録した。

 一方の敗れた千葉ロッテは、先発の二木康太投手が5回87球8安打6奪三振3四球6失点と役割を果たせず。打線は最終回に反撃するも3得点にとどまり、後半戦は黒星スタートとなった。

  123456789 計
オ 220020000 6
ロ 000101001 3

オ ○宮城大弥-澤田圭佑-ヒギンス-能見篤史-S平野佳寿
ロ ●二木康太-東妻勇輔-小野郁-中村稔弥

文・和田信

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