8月6日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと阪神の「2021プロ野球エキシビションマッチ」は、0対1でオリックスが敗戦した。
オリックスの先発は宮城大弥投手。2回表に井上広大選手に適時打を浴びて先制点を許すが、以降は阪神打線に三振の山を築き本塁を踏ませない。4回表に再び1死1、2塁のピンチを迎えるも、後続を2者連続三振を奪い無失点で切り抜け、5回74球4安打9奪三振1失点で降板した。
1点を追いかける打線であったが、阪神の先発・西勇輝投手を相手に得点圏に走者を進めながらも得点を奪えず、1対0のまま試合は後半へ。6回裏に阪神の2番手・二保旭投手に対して杉本裕太郎選手の安打などで2死1、2塁と好機を演出するも、T-岡田選手が内野ゴロに倒れ、無得点に終わる。
6回表はスパークマン投手が3者凡退に抑えると、続く7回表、8回表もテンポの良い投球で走者を許さず阪神打線を抑え込む。最終回にも登板し2死2塁のピンチを背負うも原口文仁選手を空振り三振に打ち取り、追加点を許さない。
打線は9回裏に宜保翔選手と田城飛翔選手の安打で1死1、3塁と一打同点のチャンスを作るも、小田裕也選手が右飛に倒れるとともに、タッチアップを狙った3塁走者の大城滉二選手が本塁で刺され、0対1で試合終了。敗れたオリックスは、登板した宮城投手とスパークマン投手が安定した投球を披露。スパークマン投手は4回53球1安打6奪三振無失点と両投手合わせて15三振を奪った。
123456789 計
神 010000000 1
オ 000000000 0
神 西勇輝-二保旭
オ 宮城大弥-スパークマン
文・下村琴葉
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