7月28日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと横浜DeNAの「2021プロ野球エキシビションマッチ」は、5対4で福岡ソフトバンクがサヨナラ勝ちを収めた。
福岡ソフトバンクの先発は、ここまでファームで6勝0敗、防御率1.47と抜群の安定感を見せているC.スチュワート・ジュニア投手。初回は2者連続三振を含む3者凡退で抑えるが、2回表に牧秀悟選手にソロ本塁打を浴び、先制を許す。
打線は3回裏、2死から真砂勇介選手が二塁打で出塁すると4番・リチャード選手がセンターへ2ランを放つ。「前の打席で三振に倒れてしまったので、何としても打つんだと打席に入りました」と放った会心の一撃で、福岡ソフトバンクが逆転に成功。
しかし直後の4回表、C.スチュワート・ジュニア投手は先頭からの3連打で同点に追いつかれると、2死2、3塁から楠本泰史選手に勝ち越しの2点適時打を浴び、再び2点を追う展開に。C.スチュワート・ジュニア投手は5回表を3者凡退に抑えて降板した。
6回表からは松本裕樹投手が登板し、2イニングを無失点に抑えてリズムを作る。すると7回裏、2死2塁の好機で1番・今宮健太選手が適時打を放ち1点を返す。8回表に登板した椎野新投手は2死1、2塁のピンチを招くも、後続を空振り三振に抑えて無失点で凌いだ。するとその裏、2死から谷川原健太選手がライトへ完璧な当たりの同点ソロを放ち、試合を振り出しに戻す。
9回表は田中正義選手が無失点に抑え打線に勝利を託すと、9回裏は先頭の代打・井上朋也選手が内野安打で出塁。高田知季選手と柳町達選手がつないで1死1、2塁とサヨナラのチャンスを演出。さらに2死満塁としてで中谷将大選手が打席に。カウント3-1から四球を選び、押し出しでサヨナラ勝利となった。
福岡ソフトバンクは、先発のC.スチュワート・ジュニア投手が5回6安打7奪三振4失点の投球内容。打線では新外国人のアルバレス選手が昨日に引き続き2試合連続のマルチ安打と猛アピールした。真砂選手も二塁打を2本放つ活躍を見せ、勝利に貢献した。
123456789 計
デ 010300000 4
ソ 002000111X 5X
デ ロメロ-櫻井周斗-伊勢大夢-中川虎大
ソ C.スチュワート・ジュニア-松本裕樹-椎野新-田中正義
文・波多野瞭平
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