藤原恭大~ブレイク寸前。走攻守3拍子そろった幕張のスピードスター~(千葉ロッテマリーンズ)【インサイト的選手名鑑】

パ・リーグ インサイト

2021.7.21(水) 23:00

千葉ロッテマリーンズ・藤原恭大選手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・藤原恭大選手(C)パーソル パ・リーグTV

藤原恭大(ふじわら・きょうた)/外野手

#2/2000年5月16日
181cm80kg/左投左打


 大阪桐蔭高校を経て2018年ドラフト1位で千葉ロッテに入団。大阪桐蔭高校時代は高校通算32本塁打と主砲として活躍し、3年次には史上初となる同校2度目の甲子園春夏連覇を果たす。「甲子園ナンバーワン選手」と評され、ドラフト会議では3球団から1位指名を受けた。

 ルーキーイヤーは春季キャンプから一軍帯同しオープン戦も全試合出場すると、開幕戦には「1番・中堅」としてプロ初先発出場。球団高卒新人では1965年ぶり3人目、12球団でも2013年の大谷翔平選手以来14人目の快挙を遂げる。プロ初安打も記録し順調なスタートを切ったものの、6試合19打数2安打2打点、打率.105とプロの壁に苦しむ。以降は二軍で過ごし82試合4本塁打21打点16盗塁、打率.227という成績であった。

 2020年は開幕から二軍で経験を積み58試合7本塁打19打点14盗塁、打率.230の成績を残す。10月にチームの新型コロナウイルス感染の影響で、主力の代替選手として緊急一軍昇格を遂げると、首位攻防戦の初戦で初盗塁・初猛打賞を記録し勝利に貢献。10月14日に涌井秀章投手から放った先頭打者本塁打はプロ初本塁打となった。一軍出場はわずか26試合であったが打率.260、3本塁打4盗塁と主力の穴を埋める活躍でチームの窮地を救い、リードオフマンとしての素質を証明した。クライマックスシリーズは「2番・中堅」として出場、第2戦目で史上最年少の猛打賞を記録するなどリーグ覇者の福岡ソフトバンク相手に大奮闘を見せた。

 2021年は自身2度目の開幕スタメン出場を果たすも、3月・4月は打率1割台と結果を残せず。4月22日に登録を抹消されたが、二軍では37試合で打率.254、3本塁打17打点7盗塁と結果を残し、7月3日に一軍へ合流。昇格後は、9試合で打率.400、2本塁打5打点4盗塁の好成績で前半戦を終えた。

 鋭い打球を生み出す豪快なスイングからは想像できない甘いマスクを持ち合わせているのも藤原選手の魅力の一つ。球団や自身の公式SNSでは漫画好きの一面を披露しおすすめの漫画を紹介した。入団当初から掲げる目標は「トリプルスリー」。大記録を将来に見据える夢と希望が詰まった藤原選手から目が離せない。

【2020年一軍成績】
26試合 105打席25安打3本塁打10打点6四球4盗塁 打率.260 出塁率.301 OPS.707


文・下村琴葉

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2020シーズン終盤に一軍で活躍を見せた藤原選手。井口資仁監督も「経験値が上がれば、メジャーに行った秋山翔吾選手以上になるんじゃないかな」とその素質を評価した。

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