7月11日、タマホームスタジアム筑後で行われた福岡ソフトバンクとオリックスのウエスタン・リーグ公式戦第19回戦は、5対2でオリックスが勝利した。
オリックスは初回、来田涼斗選手、廣澤伸哉選手の連打で無死1、2塁とすると、2死から5番・佐野如一選手が適時打を放ち、1点を先制する。逆転され1点を追う展開となった3回表には、来田選手の安打などで1死2塁の好機をつくり、3番・西村凌選手の適時打で同点。さらに1死満塁から、6番・大下誠一郎選手の犠飛で勝ち越しに成功する。
オリックスの先発は育成出身の榊原翼投手。味方が先制した直後の1回裏に、リチャード選手、柳町達選手の連続適時打で逆転を許す。しかしその後は立ち直って5回を投げきり5安打2四球2失点にまとめ、勝利投手の権利を得て降板。6回裏からは東晃平投手が登板し、2イニングを無失点に抑える。
すると8回表、安打と四球、さらに敵失策で2死満塁のチャンスをつくると、途中出場の田城飛翔選手がライトへの2点適時打を放ち、待望の追加点を得る。東投手はその後も続投し、8回裏も無失点。9回裏は2死1、3塁と一発で同点のピンチを招くが、最後は代打・黒瀬健太選手を空振り三振に抑えて試合終了となった。
オリックスは、「1番・センター」で先発出場した高卒ルーキーの来田選手が4打数3安打の大活躍。榊原投手は5回2失点の力投でファーム4勝目、2番手の東投手は4回4安打無四球無失点の快投で今季初セーブを挙げた。敗れた福岡ソフトバンクはオリックスに迫る9安打を放つも、打線がつながりを欠いた。
123456789 計
オ 102000020 5
ソ 200000000 2
オ ○榊原翼-S東晃平
ソ ●大竹耕太郎-高橋礼-甲斐野央-高橋純平-渡邉雄大-奥村政稔-杉山一樹
文・波多野瞭平
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