7月10日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクとオリックスの第13回戦は、3対1で福岡ソフトバンクが接戦を制し、勝率を5割に戻した。
福岡ソフトバンクは3回表に先制を許すも、直後の3回裏、2死から1番・三森大貴選手が安打で出塁すると、2番・柳田悠岐選手の19号2ランで逆転に成功。打った柳田選手は「本当に久しぶりのホームランなので、素直に嬉しいです。逆転の一打となり良かったです」と振り返った。
先発・マルティネス投手は、初回を3者凡退に抑える上々の立ち上がりを披露。3回表に、2番・宗佑磨選手の適時二塁打で1点を先制されたが、以降は走者を背負いながらも粘りを見せ、6回4安打9奪三振1失点でマウンドを降りた。
1点リードで迎えた7回表は、板東湧梧投手と嘉弥真新也投手で無失点に抑えると、8回表はモイネロ投手が得点圏に走者を背負いながらも、後続を三振に打ち取り切り抜ける。8回裏には、5番・中村晃選手の犠飛で1点を追加すると、最終9回表は、岩嵜翔投手が無失点で締めて試合終了。
勝利した福岡ソフトバンクは、先発・マルティネス投手が6回4安打9奪三振1失点の好投で7勝目を挙げた。打線は先制直後に柳田選手の一発で鮮やかに逆転、救援陣の好投も光って連敗を止めた。一方、敗れたオリックスは、先発・山崎福也投手が6回4安打2失点の好投も、打線が精彩を欠いた。
123456789 計
オ 001000000 1
ソ 00200001X 3
オ ●山崎福也-漆原大晟-山田修義- K-鈴木
ソ ○マルティネス-板東湧梧-嘉弥真新也-モイネロ-S岩嵜翔
文・後藤万結子
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