7月10日、タマホームスタジアム筑後で行われた福岡ソフトバンクとオリックスのウエスタン・リーグ公式戦第18回戦は、14対5で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクは1回裏、先頭の周東佑京選手が四球で出塁し、その後すぐさま盗塁を決め無死2塁の好機を演出。続く釜元豪選手、バレンティン選手の連続適時打で2点を先行する。2回裏にも1死満塁とし、4番・リチャード選手が適時二塁打を放ちリードを4点に広げた。
さらに4回裏、無死2塁の場面から周東選手の適時三塁打、釜元選手の犠飛で2点を追加。5回裏には増田珠選手に5号2ランが飛び出し、8対0とオリックスを突き放す。打線から頼もしい援護をもらった先発・C.スチュワート・ジュニア投手は力強い直球と鋭く曲がるカーブを軸に相手打線を封じ込め、5回2安打8奪三振1四球無失点でマウンドを降りた。
6回表から奥村政稔投手が登板し、2イニングを無失点に抑える。しかし8回表、3番手・高橋純平投手が失策も絡んで2点を失うと、なおもピンチの場面から田城飛翔選手に適時三塁打を浴びるなど5失点。ミスが重なり、点差は3点に。
再び突き放したい打線は8回裏、柳町達選手の安打などで1死満塁の好機をつくると、失策の間に1点を挙げる。さらに続く井上朋也選手、釜元選手、渡邉陸選手にも適時打が生まれ、この回一挙6得点で14対5とリードは9点に広がった。9回表は椎野新投手が登板し、3者凡退に打ち取り試合終了。
福岡ソフトバンクは打線が16安打14得点、中でも釜元選手は4安打4打点2盗塁をマーク。投手陣は先発のC.スチュワート・ジュニア投手が5回無失点と好投した。一方敗れたオリックスは、先発・山下舜平大投手の制球が定まらず4回6安打6四死球6失点と試合をつくれず。打線は8回表に5点を奪うも、序盤の失点が大きく逆転には至らなかった。
123456789 計
オ 000000050 5
ソ 22022006X 14
オ ●山下舜平大-鈴木優-齋藤綱記-飯田優也‐中田惟斗‐吉田凌
ソ ○C.スチュワート・ジュニア-奥村政稔-高橋純平‐泉圭輔‐椎野新
文・鈴木竜雅
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