7月9日、タマホームスタジアム筑後で行われた福岡ソフトバンクとオリックスのウエスタン・リーグ公式戦第17回戦は、2対1でオリックスが接戦を制した。
オリックスは2回表、2死から6番・佐野如一選手が安打で出塁すると、続く廣澤伸哉選手が適時二塁打を放ち、1点を先制する。3回表にも2死1、2塁から5番・大下誠一郎選手が適時二塁打を放ち、2点目を追加した。
先発の荒西祐大投手は、4回を投げてわずか47球、2安打5奪三振無四球無失点の好投でマウンドを降りる。5回裏は代わった吉田一将投手が3三振を奪い0に抑えるも、続投した6回裏には先頭に安打を許すなど1死2、3塁のピンチを招き、自らの暴投で1点を献上する。なおも1死1、3塁となって登板した金田和之投手は、後続を打ち取りピンチを脱した。
7回裏も金田投手がピンチを招きながらも無失点に抑えると、8回裏はドラフト4位ルーキー・中川颯投手が登板。2つの四球で2死1、2塁としながらも、5番・柳町達選手を中飛に打ち取りリードを守り抜く。9回裏は吉田凌投手が3者連続三振の圧巻のピッチングで試合を締めくくった。
勝利したオリックスは5人の投手リレーでリードを守り抜き、接戦を制した。打線では、1番の佐野皓大選手が2安打1盗塁の活躍。敗れた福岡ソフトバンクは、終盤の好機であと一本が出なかった。
123456789 計
オ 011000000 2
ソ 000001000 1
オ 荒西祐大-吉田一将-○金田和之-中川颯-S吉田凌
ソ ●重田倫明-高橋礼-川原弘之-甲斐野央-泉圭輔-渡邉雄大-椎野新
文・波多野瞭平
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