7月6日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと楽天の第12回戦は、7対2で楽天が勝利。連敗を「5」で止めた。
楽天は初回、2死1塁から4番・岡島豪郎選手がフェンス直撃の適時二塁打を放ち、今季初先発のオリックス・本田仁海投手から1点を先制する。直後の1回裏、先発・則本昂大投手は安達了一選手に2点適時打を浴び逆転を許すも、3回表、2番・浅村栄斗選手が8号ソロを放ち、2対2の同点に追い付いた。
初回こそ失点を許した則本投手だが、その後はテンポの良い投球で2回から8回まではオリックス打線をわずか1安打に封じ込める。しかしなんとか援護したい打線も、なかなかオリックスの投手陣を捉えきれない展開が続いた。
それでも迎えた9回表、オリックスの守護神・平野佳寿投手に対して、6番・ディクソン選手が打った瞬間それとわかる4号ソロを放ち、勝ち越しに成功。さらに1死2塁から、9番・辰己涼介選手の適時打と浅村選手の適時三塁打、岡島選手の2点適時二塁打でこの回一挙5点を奪い、スコアは7対2となった。9回裏は松井裕樹投手が締めて、試合終了。
勝利した楽天は、先発・則本投手が8回100球3安打4奪三振2四死球2失点の好投で7勝目。ディクソン選手が決勝弾、岡島選手、辰己選手が猛打賞の活躍だった。
一方敗れたオリックスは今季初先発の本田投手が5回5安打3奪三振3四球2失点。「マウンドに上がる前までは緊張もありましたが、マウンドに上がってからは楽しむことができました。無駄な四球や、高めに浮いて打たれてしまったところは反省しなければいけませんが、スライダーでしっかりとカウントが取れていたり、真っすぐも低めに投げ切った時は抑えることができていたので、そういった部分は次につながる収穫だと思います」と振り返った。その後は救援陣が0でつなぐも、最終回の平野佳投手が誤算だった。
123456789 計
楽 101000005 7
オ 200000000 2
楽 ○則本昂大-松井裕樹
オ 本田仁海-富山凌雅-張奕-ヒギンス-●平野佳寿-K-鈴木
文・岩井惇
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