7月6日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと福岡ソフトバンクの第12回戦は、11対3で千葉ロッテが勝利。4連勝で単独2位に浮上した。
千葉ロッテは初回、2番・藤原恭大選手が三塁打でチャンスメイク。続く3番・中村奨吾選手にフェンス直撃となる適時二塁打が飛び出し、福岡ソフトバンク先発・千賀滉大投手から幸先よく先制点を奪う。
さらに3回裏、鴎打線が千賀投手に襲いかかる。藤原選手の2本の適時二塁打やレアード選手、荻野貴司選手の適時打など、打者一巡の猛攻で一挙9点を追加。5回裏には、エチェバリア選手に2試合連発となる3号ソロが飛び出し、11対0と試合を決めた。
先発の二木康太投手は、制球よく打たせて取る投球で鷹打線に的を絞らせず、7回まで2失点の好投を披露。以降は東妻勇輔投手が1回1失点、土居豪人投手が1回無失点でリードを守り切り、試合終了。勝利した千葉ロッテは、11安打11得点と打線爆発。藤原選手が3安打3打点の活躍だった。投げては、二木投手が7回6安打3奪三振1死球2失点で4勝目をマークした。
一方敗れた福岡ソフトバンクは、4月6日以来の一軍マウンドとなった千賀投手が3回途中10失点でノックアウト。降板後には、「まずは今日こうして3カ月ぶりにマウンドに上がることができたことに関して、僕に携わっていただいたすべての人に感謝したい。結果としては、チームが連勝していた中で、その雰囲気を壊してしまったこと、流れを止めてしまったことが悔しいし情けない。本当に申し訳ない」とコメントした。なお、途中出場の九鬼隆平選手が今季初打席で適時打、野村大樹選手が初打席で二塁打を放っている。
123456789 計
ソ 000000210 3
ロ 10901000X 11
ソ ●千賀滉大-松本裕樹-大関友久-田中正義-尾形崇斗
ロ ○二木康太-東妻勇輔-土居豪人
文・岩井惇
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