6月29日、京セラドームで行われたオリックスと千葉ロッテの第12回戦は、5対5の引き分けに終わった。
オリックスの先発は、今季初登板の榊原翼投手。初回、四球を与えて2死1塁とされると、4番・マーティン選手の適時二塁打で1点を先行される。さらに2回表には、2死2、3塁のピンチで1番・荻野貴司選手に2点適時打を許すと、3回表は3四球などで1死満塁のピンチを背負い、3回途中4安打5四球2奪三振4失点で降板。2番手・山田修義投手も4回表に1点を失い、序盤から5点を追う展開となる。
5点を追う打線は4回裏、2死から4番・杉本裕太郎選手がスタンド上段へ16号ソロを放つと、6回裏にも2死1塁から杉本選手が17号2ランをバックスクリーンへたたき込み、点差を2点に縮める。さらに7回裏、7番・安達了一選手と代打・T-岡田選手の連打などで1死2、3塁の好機を得ると、代打・ジョーンズ選手の適時打で1点を奪取。続く1番・福田周平選手にも適時打が生まれ、試合を振り出しに戻す。同点で迎えた8回表をヒギンス投手、9回表を平野佳寿投手が無失点で抑え、最終回の攻撃に望みをかけるも、9回裏は、益田直也投手を前に3者凡退に倒れ、5対5で試合終了。
オリックスは先発・榊原投手が3回途中4失点で降板するも、杉本選手が2本塁打を放つなど打線が後半に追い上げを見せた。なお、ジョーンズ選手は日米通算1000打点をマーク。「達成することができて嬉しく思う。これまでにたくさんの人に支えてもらったお陰なので、本当にうれしく思います」とコメントした。一方の千葉ロッテは、先発・二木康太投手が6回4安打2本塁打1四球3奪三振3失点の粘投を見せたが、2番手・ハーマン投手が粘り切れず。打線は、序盤は効率よく得点を重ねるも、終盤の好機を生かしきれなかった。
123456789 計
ロ 121100000 5
オ 000102200 5
ロ 二木康太-ハーマン-東妻勇輔-佐々木千隼-益田直也
オ 榊原翼-山田修義-K-鈴木-ヒギンス-平野佳寿
文・高橋優奈
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